雪組『ファントム』ライブビューイングあれこれ感想
すっかりインフルにやられておりました・・・サイトーです。。
ちゃんと予防接種打ったのにな・・・なってしまうと「己がっ・・・」って猛省しますよね。
そんな中で回復したしょっぱな観劇が雪組さんのライビュだったのですが、すっかり疲れ吹き飛び、耳から元気をもらいました!ありがとう!いーい薬です!(『ZUCCA×ZUCA』より)
はるな檸檬さんの名著の中では、風邪の引き初めには栄養ドリンクと贔屓の写真みてDVD見れば大体治るって書いてありましたので、実践したら、美の暴力でめまいがしてきまして、あえなくノックダウンしたのは内緒の話♥(自己管理不足♥)
もう書かれつくした望海さんと真彩さんのすばらしき『ファントム』の千穐楽をライブビューイングできたので(涙)備忘録として残しておくべく(ほら、後々ね、万が一、子供が生まれたりしたときに、「まだ現役だった時に見た『ファントム』が最高、見られて本当によかったわ~」って、ヅカ先輩風をびゅんびゅんに吹かすために、覚えておかないといけないのでですね・・・!予定はない!でも先輩風吹かしたい!キリッ)
何と書いても言いすぎることはないけれど、なんと言えばいいのでしょうか、この感動を、どんな言葉にしても、したところで全てを言い表せられないし、陳腐な言葉の羅列をするのに何の意味があるんだろうと思いますが、歌声ってこんなに溶けてわたあめみたいに消えていくんだ・・・(鳥肌)と。。。
ひたすらな感謝とプロ意識に感服と・・・あとは
Don’t think FEEEEEEEEEEL!て感じ★(うん、ブルーレイ買おう)
★全てにおいて納得のクリスティーヌ
今までクリスティーヌがなんでそういう行動になるのか腹落ちせずしっくりこなかった場面が少しだけあって、クリスティーヌよくわからぬ・・・となってしまったのですが(今思ってみれば自分の読解不足)
きぃちゃんのクリスティーヌは、必死に仮面を外したエリックを最初笑顔で受け止めようとしていて、でも純粋にビックリしているのも分かって、その傷にびっくりしただけじゃなくて傷の背景のエリックの悲しみとかまで感じてしまって受け止めきれなくて、自分に負けた、という流れで感情が出ていくのが表情からなんだかつたわってきて、心の動きに涙が止まりませんでした。
あと、純粋に歌がうめえええええええええええ
でもまったく嫌味も雑味もないいいいいいいいいいいいいいい
歌の技術的なこととかはサイトーは門外漢で本当に分からないのですが、ただただすごいものを今己は目の当たりにしているのだ、ということがビリビリ伝わってきました。
みなさん大好きの『宝塚GRAPH』のまっすく画伯の漫画の受験のときのきぃちゃん(レオタードひっつめ姿で紙芝居をしながらこぶしをつけて歌い上げる真彩嬢)が脳裏をよぎりまして、純粋に歌が大好きで宝塚が大好きな女の子がこんなに大きな舞台で魅せる日がきたよ、と思うだけでお母さん泣けてきました・・・
私なら目覚めて真っ白いフリフリドレス着せられてる状態だったら、「あ・・・(察し)これはヤバイ奴だ・・・」ってなって逃げると思いますが、エリックの目をみて大丈夫と信じたクリスティーヌあっぱれ・・・!!(ちがうか)
聖母のよう・・・という感想を見ていましたが、それ以外にない!まさしく聖母でした。
★望海ファントムの愛と孤独
今だかつてこんなに庇護欲をそそられるトップ様がおりましたでしょうか、いいやいない(断言)
珠城さんは国民の旦那様ですが(笑)望海さんは国民の息子なのでは、、
ずっとやりたかったとおっしゃられていた想いの強さ通り、本当にエリックの心に寄り添って彼のおかれた環境と境遇を深く演出の中村先生と掘り下げていかれたんだな、と分かる本当に凄味のあるエリックでした。
再演モノは演じる方にはプレッシャーでありライバルでありかと思いますが、観客にとっては前回との違いに胸がときめくものでもあります。。
蘭寿さんのエリックのときにはそんなに庇護欲まで感じなかったので、望海さんファントムにはより愛されていたときの記憶を必死で手繰り寄せるような必死さと儚さがあって、育ちきれなかった(育ててくれる人がいなかった)少年がもつ無邪気な傲慢さとか世間知らずな感じとか、その割に衣装の色味が最高なところとか(そこに従者ズとの関係性について妄想の余地があってさらに無限に素敵・・・)
上げたらキリがないけれど、
ロイドウェーバーのオペラ座の怪人は確か、産み落とされてから誰にも愛されなくて・・・というアプローチでしたが、エリックは母に本当にたっぷり愛されてきたという過去があって、そこが最後のシーンに違いを持たせているのかなとも思ったりしました。
人から一度でも深く愛されたことがある人はやはり人を純粋に愛することができるんだなと。
そこの違いが『ファントム』のほうが何故か救いがあって好きだな・・・とおもえる箇所かなと常々思ったりなど・・・。
★彩風キャリエールの弱さと強さ
まぁ全ての元凶そのもの!で、おじさまで、トップ様のお父様を演じなくてはならない2番手さんは大変だなと思いつつ、さきちゃんは結構声に無理してる感が漂う時があるので(ビジュアルはいつも最高点たたき出してくる)だいじょうぶかしら~なんて思ってたのですが、
問題御無用!でした! 足なっが!とついつい持ち合わせたスタイルのよさに目が行きがちなのですが、重心が下がって、立ち姿も素敵。。押しに弱くて、でも純粋で、さきちゃんのトレードマークの八重歯は封印してのキャリエールをよい按配で演じてらっしゃって、さすがだなの一言でした。
銀橋の場面では、本当に銀橋に来る前から嗚咽が・・・2幕はずっと泣いてました。
キャリエールは、自分の弱さを見つめ続けて、エリックの成長にもおそらく目を背け続けて、その代り地下の領地を与えて、ずっと自分が父親って言えない、自分が可愛いただの甘い大人なんですけどね・・・!
多分、エリックが嬉しそうに言う「ぼくの・・・領地をね・・・」はキャリエールパパが、ずっと泣いてるエリックをみて、頑張って飾り付けて、「ほら、泣くのはやめて、こっちにおいで。ここにあるもの全て君の領地なんだよ・・・」って引っ張り出したところから来ていると思うの(突然の妄想)
パパの受け売りなのよ・・・だからあんなに得意げなの・・・(自分の妄想で泣く女C)
だから、階段のところでの迷いは痛いほどで、弱い自分が父親と認められたことで自分を力づけて、エリックの願いを叶えるところも切なく・・・
『ファントム』はただの恋や歌が上手い天使の話ではなくて、家族の物語なんだ、と腑に落ちたのはやはりこのキャリエールの存在がとても大きかったです。
望海さんのキャリエールが咲ちゃんでよかった・・・・
★役替わりショレ様とフィリップ伯爵
それぞれ違う色のイケおじと王子様をタダタダイケメンが演じるというこの贅沢っ!!!凪様のフィリップは、オペラ座のパトロンとして完璧で、いろんな女の子を既にオペラ座に連れてきちゃっているというのも全く嫌みがなく、でもクリスティーヌは特別、そしてその感情が恋だと気づく過程が最&高でした。
凪様は、『伯爵令嬢』のリシャールの時もそうだったけど、あ・・・恋に落ちてる・・・という表情がとっても素敵でシャンパンでできた貴族の血が流れていました。ええ、見えました。ビバ92期
あーさのショレ様は、カルロッタ大好きで、さきちゃんに突っかかるシーンも身長差から、より一層ショレ様の小物感を引き立てていて、正統派のザ・イケメンではないあーさがとても新鮮でした(とても褒めています)!
フィナーレの時のおひげなし・オールバックのあーさがまたこれがイケメンで、一瞬あれ!?こんなイケメン本編いました!?私見逃すはずないんですけど!!って焦ったら、安定の朝美絢様だったという。。
★あとあといろいろ・・・
高速スピンの時の縣千くん・・・!色気がすごかった・・・。。さいごに同期で退団してしまう優美せりな嬢にバラのお花渡しする縣千・・・真紅のバラ×縣千って・・・その画を画面いっぱいに見れただけでも追加課金しなくて大丈夫かな。。と心配になってオサイフ握りました(ほんと)なんなら「ヒッ」って声出て隣の人にびっくりされました。
いやーーーーーー最&高
雪組さんは生え抜きの御曹司・ルーキーが今充実していると思うので、球団でいったら北海道ハムファイターズ的なね、(別にたとえが上手くない。ドヤ顔やめれ)どうぞ大事に育ててくださいませ・・・というよく分からない立場からモノ申しまして申し訳ございません!!
はああ、まだまだ書き足りませんが、ここまで書いて終わってしまったことにようやく踏ん切りがついた感じです。(自己満足★)
なんでロングランないんだろう・・・・してほしいな、と思いつつ、役者の負担が大きいからですよね。劇団四季とかのキャッツは毎日同じキャストじゃないしね。。分かっているけど、言っちゃうロングラン・・・・。。
あと、この記事を書いている途中にファントム実況中継CDが売り切れと聞きました。まじか・・・。販売初日に売り切れるって初めて聞いた。そんなことがあるのですね。。再入荷を待ちます!
皆さま心の中でロングラン始まっているんだな~~と少しほっこりした瞬間でした。
本当にお疲れ様でした。ゆっくり休めますように。本当にありがとうございました!
月組『アンナ・カレーニナ』ライビュ感想
日曜日は節分でしたね!ということは立春!春だ~~!サイトーです!
月末月初の忙しさにかまけて、すっかりライビュの感想書くのを忘れてました・・・。。こういうのは思った時の瞬発力が命なのですが、、。寝かせてみていろいろ見えてきたものもある(のか・・・?)ところを備忘録代わりに書いてみます!
(備忘録なので、何番煎じだよ!みたいなまぁ至極ありきたりな感想にはなっております(てへ))
美のボディブロー
映画館の画面割れないかな・・・って途中で心配になるくらい完成された緻密な美の世界がそこにはありました。美弥さんのヴィロンスキーと海ちゃんのアンナのワンシーンワンシーンでも十分なのに、アンナさんの旦那さん月城さん(ひげ付きイケおじ爆誕)なの・・・!?という美×美×美で目が回り、頭がパーンってなっちゃったので、あの世界線をもう一度・・・。。
正直、美しい・・・っていうのはある種血の通っていない美しさみたいなところも要素としてある気がするので、舞台人において美しすぎるのは表現の幅を狭めてしまうような難しい反面もあるのかな~と思うこともあったのですが、
メインキャストのお三方は、本当に心が動いているのが表情や目線、セリフの端々からにじみ出ていて、そこにさらに感動させられてしまうというのが素晴らしいな・・・と。。
美しかったが悪いか・・・悪くないっ!!!ってなるやつですね(他作品やないかーい)
原作とか映画においては、アンナの奔放で我慢が効かないところとか「なんでやねん!!!ちょっと我慢すればよかじゃないですか!!!」(誰)ってなることのほうが多くて、正直好きではないあまり感情移入できないキャラであるのですが、
美弥ちゃんの妖しい美しさ情熱的に求められる姿を目の前にしてしまったらしょうがないですよね(完敗&乾杯♪)という本当に説得力の塊の美弥さんで、ねじ伏せられました(至福)
月城さんのお堅い役人カレーニンもアンナを決してないがしろにしていたわけでもないのですが、愛に不器用すぎたのか・・・カレーニンも仕事忙しかったろうし、しょうがないよね・・・(誰)って思わず思ってしまうようなカレーニンでした。
月城さんも報われないお役のときの眉間のしわがたまらないので、生まれ変わったら眉間にしわが寄っていたらクセになってしまいますよ・・・と伸ばしてあげる生まれた時からいる馴染みのお手伝いさんになりたい。。(誰)
日記のシーンが切ない・・・
あの時ああしていればと思うし、誰が悪いわけでもないからこそ切ない・・・
危ういところを持つアンナが海ちゃんにはぴったりで、破滅に向かう女性をやらせたらピカイチ・・・海乃さん幸薄が似合うこと似合うこと・・・(ウットリ)
ただ・・・アンナのあのパッツン前髪は秘めた少女性とかを表現したかったのかもしれないのですが、幸薄を強調しすぎたのか、若干あざとくも見えてしまって・・・(私歪んでるのかな)時代背景とはあんまり合っていない気もして・・・海ちゃんはなんでも似合うので、眼福なのですが、もっと似合う髪型もあるし、ほんとにそれでいいん?先生?ってなっちゃいました(重ねてごめんなさい。。)
なので、なんか髪型と相まってなのか、タイトルロールとしてのアンナは、もともとの匂い立つ大輪の薔薇のような存在感のアンナのイメージでいたのですが、ちょっとその点薄く感じてしまいました。映画とか原作の雰囲気に私自身が引っ張られすぎちゃったかな・・・
あと後半はもっともっと狂気でもよかったのかな・・・とか色々思ってしまいましたが、宝塚においてあんまり強すぎるのも反感を買うからそういう演出なんだなと時間を置いてみたら納得し始めています(笑)
コスチャはええ男で、ずんと重い中で清涼感あるカップルで、背丈があってさらにええ男ぶりが増していて、画面に映るたびに「あぁっもう少しだけ・・・」となっておりました(重い)
待って、これ過去最高にとりとめがない・・・!!(ハッ)途中で気づけ自分
景子先生は色彩とかにとてもこだわりがある先生なので、ドレスと伯爵の衣装はハッとするほど美しくて、黒いドレスをあんなに艶やかに着こなす海ちゃん・美弥ちゃんの白い軍服を見せてくださって本当にありがとうございますと観劇後はバウホールのほうを向いて最敬礼する気持ちになりました。
ま、
つまりは、バウじゃたりないーーーーよーーーーばーーーーかーーーー!!!
ということが言いたかったわけであります。(スッキリ★)
映画館で、私なんでこの1回しか見れないんだろう、って何度自問自答したことか・・・(自業自得)
他の方の素晴らしい感想を追いながら、自分のメモリーを補完している日々です!感謝!言語化すばらしい方々感謝!
では~~
美弥るりかさんの退団発表に思う
おはようございます。
本当は歌劇団の人事のことは一ファンとして思うことはあれど、先方も慈善事業ではないので、おそらくシビアに検討を重ねて先を見ての判断なのだろうと思い、あまり表に感情的に意見とか感想とか出すことではないかなーと常々思っているのですが、昨日の嵐はうすうす分かっていたこととはいえ、自分に言い聞かせる用と、それはどうなのだろうというところをつらつら書いてみます。お時間許せばお付き合いください。
美弥るりかさんのご判断
龍さんの時代から2番手格のスターとして月組の中心であった美弥さんが2019年6月で退団されることが発表されました(2019/01/29)
今まで美弥さんが0番に立つトップになるかもしれない!と心待ちにされていた方々の寂しさは押して図るべきかと思いますが、正直美弥さんの体調面・精神面を思えば、これが最良のご判断とタイミングだったのだろうと思慮します。
1作でもトップに・・・とか、どうして龍さんのあとに美弥さんトップではだめだったのかという想いがどうしても芽生えてしまいます。
1つ1つ自分に言い聞かせる意味も込めて整理をしていくと、
①龍さんのあとに美弥さんトップではだめだったのか
ダメではなかったと思いますし、もしかすると劇団もそのような画も描いていたのかもしれません。
同時退団がなくなった時点で、並びやちゃぴちゃんのダイナミックなダンスを活かせる魅せ方や演目のことを考えると、たまきちを横に置くという判断にならざるを得なかった可能性もあります。
もちろん、逆に珠城さんの間に美弥さんが入ったシュミレーションをした劇団が、珠城さんがトップになるとき傍らに美弥さんがいないというのが非常に重大な事態だと思って引き留めてしまった可能性もあります。
でもすべてはもしも・・・の話であって、私たちは珠城ー美弥の互いを補完し合う美しくもダイナミックな並びを今までとっても堪能させていただいて、BADDY・エリザベート・ダルタニャンとアラミスなど心ときめかせてきた、いろんな人格のお役を自分のものにされている美弥さんを見ることができた、もしもの話をするより、今まで美弥さんが着実に積み重ねられてきた事実だけで十分ではと思っています。
②今から1作でもトップに
この思いは先日「アンナ・カレーニナ」の公演のライブビューイングを観た時にやはりズンと思ったのですが、同時に1作でもやった場合の美弥ちゃんの負担を考えると軽々しく言えないなと神妙な面持ちになりました。
それくらいバウホールの軍服に身を包んだ美弥さんは、神々しいまでに美しく、同時に今にも折れそうなほど細く弱くも見えてしまったからです。
宝塚大劇場・東京宝塚劇場通算で休演日も含めて大体80日ほぼ毎日舞台に立ち、かつトップさんは出番も多く、疲れのピークの時に大階段から20キロあまりの羽根を背負って降りなくてはなりません。それに加えてお披露目&退団ならば取材も段違いに多いだろうし、寝る間もないのが現実として迫ってくる。
そんな負担を、芯はお強いけれど細い美弥さんの肩に0番に立ってほしいからという都合や思いだけで強いてしまうことは、その後の美弥さんの第2の人生を考えた時に、果たしてベストな選択なのだろうかとアンナ・カレーニナの観劇後考えてしまったのも事実です。
タカラジェンヌは夢の国の住人であると同時に、そのまま終わるという方はおらず、いつかは退団して飛び立たれていきます。トップになるという、とても祝福されることによってその飛び立ち羽ばたいていくエネルギーをも奪ってしまいかねないのであれば、ならないという選択肢があってもいいし、祝福されるべきなのではと勝手ながら思います。
そう考えると、やはり珠城さんの傍で共に輝き、皆に惜しまれる今退団を決意されたのはベストであったように思いますし、そのご決断を前向きに応援して少しでも舞台で輝く美弥るりかという男役を目に多く焼き付けたいと思います。
美弥さんを想う悲しみが月組体制への批判に転じているのではないかということ
これには、普段ハッピー野郎を自負して生きているサイトーも憤りをもはや超えて悲しくなりました。
美弥さんが熟考を重ねて決断されたであろう判断が、どうして月組全体やトップさんへの批判に転じてしまうのでしょうか。
寂しいというのは感想ですが、生徒さんを批判するのはお門違いだし、けなしあうことからは何も生まれません。それにけなしあうのをなにも知らない方が見ていて、宝塚のファンはファン同士でけなしあうところなんだ~~とか、ファンの方は思い通りにならないと他をけなしてまわるような方々なのねとか、本当なら生まれない曲解・誤解から結局自分・贔屓さまの首を絞めていることにお気づきではないのかな。。。
決断を応援している他のファンの方に失礼ではとも思ってしまいます。。
誰かの責任にしてしまえれば、当人は気持ちのやり場が出来てラクですよね。同調してくれる人もいて気持ちがいいかもしれませんね。でもそれだけ。
6月の美弥さまの退団日は変わることがないので、
私たちに許されているのは、残りの時間を精一杯の拍手と笑顔で過ごすことと割り切って心から応援して、これから必死でみんな大好きな美弥さんが残されるものを吸収されようとしているであろう組子の生徒さんの今後の活躍を精一杯祈ることなんじゃないかな~とふと思ったので、書きました。
稚拙な文章でご気分害されてしまった方いらっしゃいましたら申し訳ございません。何卒ご容赦下さいませ。。
新生花組お披露目公演演目決定!
サイトーです
そろそろ月組さんの集合日だと思うので、最近劇団からのお知らせが来ると背筋がピンとちょっと緊張します。。
そんなときのお知らせで花組さんのお披露目公演が決定していました~~(ホッ)
劇団は完全にみりおさんを現代に生きるフェアリーという認識なのですね。
妖精さんと現代に生きる女の子の話だったら、PUCKがどうしても脳裏をよぎってしまいますが、
なにせ「闇と孤独の中に閉じ込められた“青い薔薇の精”」なので、ダークサイドのみりおさんが見れるのではと今からハスハスいたします。。
人間の女の子に恋する妖精(PUCK)、女の子は大人になると記憶を忘れてしまう(PUCK)そんな時に人間の姿で現れる元妖精(PUCK)とかは他作品で胸いっぱい大丈夫なので、そこは何卒新しい関係性でお願いいたします!!(ひれ伏し)
ーーーーーーーーーーーーーーーHPから引用ーーーーーーーーーーーーーーー
Musical
『A Fairy Tale —青い薔薇の精—』
作・演出/植田 景子
“青い薔薇”自然界には存在しない禁断の花。その花言葉は—Impossible不可能—。科学の進歩は、いかなる不可能をも可能にし、時代は変わっていくけれど…永遠に不可能な夢、それは誰も時の流れを止めることは出来ない。妖精界の掟に背いた罪で異端の者となり、闇と孤独の中に閉じ込められた“青い薔薇の精”。過ぎ行く時の流れの中で、彼の心に残されたものは…。
19世紀後半、産業革命による経済の発展で空前の繁栄を誇る、ヴィクトリア女王統治下の大英帝国。世界初の万国博覧会が大成功を収めたロンドンでは、科学技術が目覚ましい発展を遂げ、人々の果て無き欲望が渦巻いていた。伝説や迷信が過去のものとなりつつある時代を背景に、人々が現実だと信じている世界と目に見えない異次元の世界とを交錯させながら描く、忙しすぎる現代社会に生きる大人達の為のほろ苦く温かなオリジナル・ミュージカル。人間離れした美しさを漂わせる“青い薔薇の精”に挑む明日海りおが、耽美的で幻想的な世界に誘います。
レヴューロマン
『シャルム!』
作・演出/稲葉 太地
フランス語で、魅力、色香、魔法、呪文などを表す言葉“シャルム”。作品毎に様々な姿に変容し圧倒的な魅力を放ち続ける明日海りおを中心に、個性豊かな花組生が織り成す、華やかで気品溢れるレヴュー作品。
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稲葉先生のショーはどれもエネルギッシュで大好きです!
花組での作品では「Mr.Swing」「宝塚幻想曲(ファンタジア)」などがあり、ファンの皆さまのキュウンポイントをつかんでくる先生!
今からみりおちゃんとはなちゃんの作り上げるショーがとても楽しみです!
※ただね、ただね、「シャムル!」ってタイトルがSante!のゆきちゃんの名台詞「シャルラ!」に字が似てて(よくみるとあんまり似てはいない)あーこれわたくし、客席でゆきちゃんのこと思い出すな~~って気がイマカラしております。
OTTのパンフと雑記もろもろ
サイトーです
先週はあっという間でした。
日にちが経っても木曜日のアンカレのライビュのことでまだ頭がいっぱいなので、今日はOTTのこと2つだけ書いて終わりにします。(OTTまだ続くんかい・・・!)
パンフレットの思わぬショットにキュン
「ON THE TOWN」のパンフレットお買い求めになりましたでしょうか?
見どころは2つ!(突然のテレビショッピング風)
ぜひチェックしていただきたいです!
①風間きゅんのうつむいた時のまつげばさばさ事件
れんこんくんが頭をメジャーで測ってるところなんですけどね、
ここの風間きゅん、全くキメ顔でなくてカッコつけてないんですよね。自然体。
なんなら「ふぅ」みたいなふきだしを付けてもはまっちゃうような、
ちょっと所在なさげな表情で水兵帽子を見つめるのが、MUGO・ん…色っぽい!
まつげバッサバサです。(そんなこと言われなくても知ってるって?すみません!)
オジー君はなんて美しいんだ・・・
②アキちゃん大女優様のマイクスタンドが・・・まさかの・・・モップ!事件
ナチュラルにマイクスタンドがモップ(ピンク♥)なせいで、大女優様が掃除のお姉さんみたいにみえなくもない。。これは事件です!笑
こういうお稽古場での代用品って見つけると、舞台で完璧な彼女たちも似たものを準備して頑張っておけいこした成果なんだな・・・とうるっときますね。。
代用品で言えば、スカピンの手作り仮面もプロ並みのクオリティ高い人もいれば、制作時間5分ですけど・・・何か?みたいな人もいて、その差にムヒムヒしてました
ちなみに、パンフレットの写真のさくさくはがどの角度からも隙なくかわいくて更に好きになってしまいそう・・・。
珠城さんとのツーショットの、魂が一緒の出身地感が最&高・・・
(ちなみに、自動的にちなつさんも同じ魂の出身地に分類されます)
・・・最後に1つ、本当は一番最初に書くべきだったのに、書き漏らしたことがあり・・・(他の方はちゃんと構成きちんとされているのに・・・!どうも思ったことをそのまま書いてしまうので順番を考えるのが苦手なようです。。致命的★)
そもそも・・・ON THE TOWNの時代背景
時代背景をちゃんと①で言及できていなかったので、念のため、、
興味ない方は読み飛ばしてください!!!
初演は1944年!75年前!!
・日本においては、宝塚歌劇団が戦争の激化に伴い休演した年
・アメリカでは、米国がWWⅡで圧倒的存在感な年(たしかゲイビー所属する設定だった海軍と日本軍がマリアナ沖で海戦もしています。)
サイトー、無学なもので、1回目に何の予備知識もなく見た時に、
アイヴィのミス・サブウェイとしてのポスターにおいて
「アイヴィ・スミスは海軍が好き、でも陸軍や空軍のほうがもっと好き♥だってよ~」
という一言に一瞬耳を疑ってしまったのです。(セリフはちょっと曖昧)
そんなこと言って媚びてるって思わせなくてもいいのに!なんでそんなこと?的な
ただ、上記の時代背景をなんとなく頭にいれてもう1回見た時に、
当時の脚本執筆時はおそらく女の子はそういわざるを得なかったのだろうなとか、
時代の風潮の圧力ってそういうことに顕著にでるよねとか、
お国のために出発する軍人さんが素敵!というポスターがきっと至る所にある、
もしかすると軍人賛歌を謳わないとポスターは貼れなかったかもしれないしね、
女の子の需要がそういうところにあった事実はあるんだよな~とか。。
そう考えるとポスターの一言・アイヴィの衣装・登場人物たちのはちゃめちゃっぷり・なんでそんなに固執するのか等、違った見え方になった部分もありました。
(ここまで言っておいて、アイヴィ衣装の布面積が少ないのは単純に野口先生の完全なる好み説は捨てきれない!笑)
底抜けに楽しいハッピーエンドで終わらない ON THE TOWN
作品において戦争とか言葉は一切出てこないし、暗い一面がないからこそ、逆にその影を感じたり、彼らにとって24時間の差し迫った感じは今とは比べ物にならないんだろうなと思ったり。
そして、そんな作品において瞳の中に陰りや憂いを一瞬帯びてみせられる珠城さんはとてもゲイビーさんとして素敵だったな、合っていたな~と思いました!!!
結論:何が云いたいかっていうと・・・ON THE TOWN、梅芸も見に行きたくなったよ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ってこと!!!
次回は、美のボディブローをくらって使い物にならない頭が整理できたら、美弥さまの「アンナ・カレーニナ」のライビュでの感想をつらつら書こうかな~と思います!
(土日であたま整理されたはずなのに、下書きを見ると綺麗・・・きれい・・・キレイ・・・しか書いていない状況)
それでは~~
月組「ON THE TOWN」を彩る出演者感想③
みなさん
こんにちは!サイトーです!
一昨日は思いがあふれすぎて、まとめるのが下手すぎて書ききれなかった出演者さまのここがすてきでしたという備忘録を頑張って書きます!
脇を固める方々がとにかく豪華!!
どれくらい豪華というと、三谷幸喜作品によくある贅沢な「え~この人をここに配置!?」と同じくらい豪華!!(つたわれ~~笑)
■輝月ゆうま(ピットキン裁判官)
1回目はパンフを読み込む時間がなく、前情報入れずに見たため、
2階席から最初にピットキン裁判官が出てきた時、「ワ~、あの役者さんなんだか立ち姿、まゆぽんに似てるナ~どれどれちょっとお顔を見てやろう」と、なった瞬間、
「けどまさか!?え?まゆぽんなの!?でもあんなフラれること大前提のお役に?まゆぽん使ったらもったいなくない??あれ?まゆぽんはアンカレでは??(違います)」と盛大に混乱し、
裸眼→ オペラグラス越し→裸眼
とリアルに三度見して、ようやくまゆぽんであるということに脳内納得したのと同時に
輝月先輩が演じるこの役・・・さてはただの婚約者で終わらないな・・・(誰)という確信も得たのでした。笑
クレアの言うことに対して異様に寛大で、お会計もしてくれるし、仕事もできるし、この話の中で一番まゆぽんがスパダリでは!?
シャンパンでおはながシュワシュワアワアワになっちゃうってなんやねん!とつっこみながら、おはなふきふきして差し上げたい。真顔
ピットキンとクレアのなれ初めもしりたい。
■千海 華蘭(クラブの司会者等)
月組「ON THE TOWN」は、華蘭ちゃん(今年で研13 宙組トップ男役リアリスト真風涼帆様 生まれてくださったことに感謝 鳳月杏様 ご尊顔の作りがもはや国宝級 彩凪翔様 宙組が誇る2大イケおじ様も悪役もなんでもござれの松風輝様 凛城きら様が同期)のバイトがおがめる貴重な公演
と捉えたら非常にお得で、B席3,000円でいいの!?!?!
30分で元取れるけど・・・!!嘘でしょ!?!?!となります。 真顔
※92期が好きすぎる傾向にあるようでついつい熱くてごめんなさい。
センター分けのリングマンも好き
紫スーツでがしがし踊る華蘭ちゃん好き さっすがのソフト帽さばき
秘密のハーレムの司会者のうさんくさいところも好き。おひげ・・・♥
セーラー服・・・着ておりましたっけ・・・?着てなかった気がする・・・
ありちゃんでないチップが見れるとしたらごりごりに華蘭ちゃんを推薦状何通も書いてお送りしたい(どこに)
この学年でまだ少年役ができるのは華蘭ちゃんただお一人なのではと思いますね。え。
華蘭ちゃんのエリザベート新人公演の子ルドルフは本当に本当にかわいくて庇護欲をズキュンと突いてくるので是非見てください(誰)
紫門ゆりや様はロイヤルな警官1👮♂️で、横糸の主要人物を担っておられました!
あんな警官いたら、ちょいちょい落し物届けに行くし、なんならちょいちょい道を聞きに行くし、なんなら「落し物届けてくれてありがとう(微笑み)じゃあここに連絡先を・・・」って言われるから、お兄さんの連絡先も・・・って口から出てしまいそうな・・・
たぶんゆりちゃんはロイヤル天然だから、署の代表電話を教えてくれる。
ON THE TOWN・・・危険な作品だわ・・・
晴音アキ様演じるダイアナさんが出てきてアキちゃんだったときのこの高揚感・・・!!
しかもちょいちょい大げさな大女優さんかわいすぎます。
羽根ふりふりするのもかわいい、、
アキちゃんにはお姉様として、ドスの効いた声で怒っているところが見たいというひそかな願望があります(アルカディアのゲキマブお姉ちゃんしかり)
1つ言いたいのは、もっともっと歌ってもよくない??あの場面??1曲あってもいいでしょ?ということでしょうか・・・。
叶羽時(という字面の並びが完璧ィ)様の役者っぷりも堪能できました。
シュミーラーというファミリーネームがなんかぴったりな見た目時ちゃん!
丸メガネ 古めかしいワンピース カーリーヘア でもかわいい時ちゃん!
ありちゃんとさち花さんのイイところを邪魔する時ちゃん!
群舞では、一点ナイススタイルを惜しげもなく披露して、ニューヨーカーであか抜けていて、やっぱりかわいかったです・・・
時ちゃんの声とふくらはぎが好き・・・
アキちゃんと時ちゃんって、アメリカンTVショーにいる女の人をさせたら100点満点・いや200点満点な気がします。あ~いるいる~~的な、原色が本当に似合うの・・・
あとは、彩音くんと結愛かれんちゃんの美の暴力ペアがオペラをさらってく
結愛かれんのオレンジワンピースにお帽子がとても可愛くて
彩音くんと待ち合わせしていて遅れてきてぷんすこしてるけど
花束で機嫌を直す一連の流れが完璧だったわあ・・・とか。。
彼氏デライケメンですしね、ソフト帽かぶってるから3割増しですしね、
振り向いて彩音くんがいたら私はその場に溶けますね、
そういう意味では娘役さんは至近距離にいるのに美しく形を保っていられるの尊敬・・・
■輝生かなで(警察官等)
輝生かなでくん、ニューヨークの人の時のスーツ姿でのびやかに踊る姿が最高だった!
ロイヤルゆりちゃんのお人よし警察官とそれにおいおい困るぜーと言いながらしぶしぶついついついて行っちゃう系警官(違います)最高だった!
水兵さんで朝帰りのシーンも最高だった!(軽率に最高と言いがち)
あちくんは本当にのびやかに踊られるので、観ていて毎回こちらも気分が高揚してしまう。
最後のお役は警察官でしたが、群舞にいても目立つよい音楽をバックにバリバリ踊るあちくんを目に焼き付けられて幸せでした。
アルカディアの時のお役が、少女漫画によくある「主人公を見守るが、主人公とはくっつかない、いわゆる最もモテるポジション」で、激はまりでしたので、
願わくばもう一度そんなお役で「男役輝生かなで」が見たい・・・!とも思ったり。。
今後のご活躍も陰ながら応援しております!
OTTの最初に「今何時だー」って聞くセリフがあった気がするんですが(曖昧)
その時に、ついつい・・・
「お前にマジ(キメ顔)by朝美J」と言いたい衝動に駆られていたのですけど、
まゆぽんもそんなことある?(ないです)
そんなこんなでそれでは~~
月組「ON THE TOWN」を彩る出演者感想②
続き・・・
こんばんは!サイトーです!
①に引き続いての出演者の感想をつらつらと・・・超私的な意見もございますのでご容赦くださいませ・・・
いい意味で期待を裏切ってきた・・・
■暁 千星(チップ)
ポスターからは、「カワイイ担当」「マンネ担当」で行くんだろうな~~という風に思っていたのですが、ふたを開けてみたら、ロールキャベツ男子だったありちゃん。。
ギャップが・・・最&高・・・(絶句)
あだながチップという時点で、自己プロデュース力は留まるところを知らない・・・
パパのガイドブック(ちょっと情報が古め♥)への信頼ぶりがすごいですし、それが更にバブみを増している要因の1つでもある気がします・・・
あ~ハイハイ、期待を裏切らない可愛さ!!好き!となってたら、急に
「こっちにおいでよ・・・(吐息)」とか「離したくない・・・」とか!?!?(混乱)
あれ?バブ・・・じゃない・・・覚醒してる・・・ってなるのがとてもよかったです・・・
これはクセになってしまう・・・危ないON THE TOWNとても危ない・・・
ヒルディのお家に着いた場面あたりからオペラが、あがるわ、あがるわ、
みなさま、さてはオペラ越しにおいでよと言われたい民ですな(◜௰◝)とホッとしました
かくいう私もしれっとガンみしました!
■風間 柚乃(オジー)
風間君がまだ新人公演の枠内の学年で100期というのは冗談か何かです。(真顔)
105周年に向けて劇団が用意した盛大なジョークだとまだ信じてるぞ・・・!!
私的な話をしますとね(誰も聞いてない)、色が浅黒い俳優さんが大好きでして・・・
(池内博之さんとかね・・・最高色男ええ男ですよね・・・)
なもんで、色黒な色男のオジーには声にならない悲鳴が脳内で
っーーーーーーーー!!!!!ってなったことは言うまでもないのですが、
まあ、風間氏のお役の作り込み方がまあ好みドストライクを突いてくる・・・!!
アホ可愛いオジー・・・れんこんと並ぶとちょっと小さいオジー・・・脳みそ筋肉でできてるオジー・・・クレアと一緒にいるときにクレアの婚約者と遭遇するといっつもびっくりして一生懸命取り繕うオジー・・・珠城さんにむちゃぶりされて、むちゃぶり仕返されてうろたえるオジー・・・すべて可愛い・・・のにかっこいい・・・
風間くんは、地に足ついてて、またそのおちつきっぷりが、いい男だなオジーという感がすごくてですね、、
だって、珠城ゲイビーさんが突拍子もない「見知らぬ女の子を限られた24時間で探す」ということ言い出しても、嫌な顔1つしないんですよ!!!
むしろ、ありチップがぐずっても(ほら、まだバブちゃんだから)義理がたく、男気で説得して珠城ゲイビーさんに協力するんですよね。カッコいい・・・涙
オジーがいなかったら、ON THE TOWN 20分で終わるから(◜௰◝)
(頑張って1人で現代美術館に行こうとして、自然史博物館に行っちゃうのもかわいい・・・)
よっ、芸達者!なお姉様たち・・・
■白雪さち花(ヒルディ)
♪めしあが~れ~♪お料理を~~♪なんでもあ~るのよ~♪(ピンクライトパアッーン)
この歌大好きです!レストランとかでずっと流してほしい(無理)
(原曲タイトル「I Can Cook Too」さち花姐さんに負けず劣らずパワフルです)
さち花姉様は、あの月組&雪組の姫の咲妃みゆさんが、退団の時か、雪組でトップ就任時の時か、の対談ゲストに選んだ方で(大事なとこなのに記憶あやふや、、違ったらごめんなさい。。。。)
さち花姉様を女役の中の1人としか認識していなかった私は、
その対談で深い愛と努力とセンスによって裏付けされた娘役力を垣間み、
それ以来、ついつい「職人」の技をこの目でしかと見届けなくてはというテンションで目で追ってしまう娘役さんです。
たぶん、さち花姐さんは、ヒルディというお役をやる自分と相手がありちゃんであることのある種のアンバランスさ(今回においてはプラスの意味でもあります)を、
よく理解して、演じてらっしゃるんだろうな~と節々に「さすが職人・・・」と唸ってしまう箇所がありました。
もちろん、やりすぎでは?年齢が合ってない気がする!という意見も承知の上で、技術の高さやキメるところはキメる娘役力でねじ伏せられてなんだか爽快でした。
男女の関係の多様性が大劇場だとあんまり出てこない作品も多いので、こういうのもアリな気がしてくるのですよね~
一番好きなのは、「召し上がれお料理を」の曲を歌いながら、フライパンもって、ノールックで後ろ蹴りにストーブ閉めるとこ♥
ヒールだよ!?!?!歌いながらだよ!?!?!ノールックなんだよ!?!?!?!
難しいことしれっとおやりになるから、、、
さち花様が華麗にやってたから、私でも、オーブンをノールックで閉めれるかもって思っちゃうから、、、、危険!!!!
■蓮 つかさ(クレア)
2014年のV6によるON THE TOWNでクレアを演じたのが樹里咲穂様・・・Oh
からしてなんとなーく分かってはいたのですが、とにかくキャラが濃い・・・規格外・・・
最初の登場が学者で知識人だから、その後の展開に混乱しました。
でも!れんこんくんはそんなハチャメチャなクレアを嫌味なく、ある意味芯の強い、可愛げのある役として生きられていて、バランスがよかったなあという印象があります。
ただでさえ、お役が少ないのに、男役のれんこんくんをわざわざ女役としてしなくても!!と思いましたが、クレアというある種奔放な女性を演じるのに男役のキレと清潔感と経験が活きていた気がします!
やってることはだいぶ破天荒なのに、婚約者への扱いスーパー雑だけど大丈夫!?となってしまうけれど、最後にはまぁいっか、可愛いから、となっちゃう。
他の方もおっしゃっておりましたが、とにかくお芝居における間がすこぶるいい・・・
蓮くんのセリフのトーンも声もお口も好き・・・ (わか~~るよ~~~)
■夏月都(アイヴィの声楽の先生)
破天荒・スゴツヨとくれば、夏月都先生をかかない訳にはいきませんね・・・!笑
スゴツヨでした~~
さくらちゃんとのハイトーン合戦でも引けをとらない美声!
ある種、「私についていれば大丈夫♪」と田舎出身のアイヴィたんを洗脳するとも言える相当なかなかのキーパーソンを、くどすぎることなく演じていらっしゃって、マダムがこの物語を動かしているのでは!?と後からハッとする感じ
(だって、マダムがお酒買いに出なかったら、ゲイビーはお教室に入り込めなかったし、ゲイビーとの待ち合わせをいい感じにさえぎらないと、1幕でON THE TOWN終わってしまうところだったし、最後も何故か酒場にいて、アイヴィの居場所ヒント教えてフィナーレの大団円のサポートしてくれるし・・・マダム演出家にとって最高の助っ人・・・)
ちょうどサイトーが見ていた回では、出てくるときにマダムのポシェットのチェーンが取れてしまったのですが、回収の仕方も役としてやられていて、あれ?ポシェット落ちるまで演出・・・?と納得しそうになるという・・・
さすが百戦錬磨の月組娘役は違うで・・・と畏怖の念を抱きました。
芝居の月組の上級生本当にさすがです・・・
ああああ、まゆぽんまで語りたかったのに、、、長々と書きすぎました。。。
3000時オーバー・・・長々とお付き合いいただきましてありがとうございました!!
ぽむちゃん、からんちゃん、しもんパイセン・・・次にて・・・