サイトーのタカラヅカ備忘録~すみれの森で迷子~

好きな「エンタメ」「面白かったこと」についての沼備忘録。演劇・宝塚・映画・本、旅行等娯楽、趣味についてと思ってはいるけど、ほぼタカラヅカ関連になるでしょう。。真面目な考察はできません!心のおもむくまま~~

月組トップスター珠城りょうの退団に寄せて

こんにちは、サイトーです!

いやああああ、月P、今公演の合間だからって:;どかどか何してくれとんじゃい~!

さてはおぬし、色々フラストレーション溜まってたんだな、大変だもんな、いいよ・・・

ってなるかーーーーい!ぼけーーーーー!こちら3月で仕事も怒涛なのに、、、

な週ですね、ほんとに。

あたい、もうあのマーク見るの嫌なのに・・・

先週の今頃はこんなことになっていようとは全く思いもしていなかったのであります。

まいど歌劇団の人事のことは一ファンとして思うことはあれど、、美弥さまの退団の傷もようやく癒えてきた頃なのに・・・(唇かみしめ)

珠城さんは大好きなちなつさんの魂の片割れ(だと俺は信じてる)のため、愛重めでお送りします。必ずくるときとはいえ、こんなタイミングとは思ってなかったのです。

珠城さんという稀有な魅力のスター

正直なところ、まだ実感が湧いていませんが、昨日の退団会見での珠城さんの白いスーツ姿を見て、ようやくジワジワ来ています。感情が。

というか、タイトルを見ずに、写真だけ見てたらほんとにリアル新郎、結婚記者会見か、披露宴の桟敷かっ!て突っ込みたくなるくらい、世界の旦那様なの、、。こんなときまで。すごい、、って語彙力失いました。

https://www.asahi.com/articles/ASN3K4447N3KPTFC00F.html

こんな時にあれだけど、上はキメキメなのに、靴が厚底でデザインに遊び心があって、そこでそうハズしてくる・・・!全身キメキメすぎない、そのセンス、スキぃぃってなったことをここにご報告させていただきます。

 

珠城さんってほんとに包容力の塊で(精神的にも物理的にも(笑))自分はしっかりしてると思ってるかもしれないけど、はたからみると全然ツッコミかボケかでいったらボケで、でも舞台上ではスパダリで「アレ、私の旦那様見つけたわ、私結婚してたわ」ってなるし(実際に帰り道で一回「珠城さんのような旦那を見つけるには」でググったことあります★)ほんとに心優しいのがインタビューでも受け答えでも随所に現れてて、目が離せなくて、誠実で、まっすぐで、誠実さがにじみ出てて、分かりやすくて、でもどんどん見たことない魅力があふれて毎回の舞台で驚かされて、時にほんとにヒゲはえとるんか?と思うほど武骨で、時にきゅるんとしてて美しく、それでいて面倒見がよくて、でも甘え上手と一見相反する魅力が共存しているというか、それでもとてもバランスがよくて、

なにより、珠城さんは身体にいい!!!(by さくら嬢)

そうなのよね、とても身体にいいのよね、、、それを言い当てるなんてさすがだわ、さくさく・・・(自分で書いてて自分の涙を誘うオタク)

というか、お正月スペシャルで見れなかった珠城さんとさくさく希望のスパイでバディモノ、どこで見れますかね?真顔

え、すっごいみたいんですけど!!!幽霊刑事で見れますか?え、みれないんですか!

じゃあ、年末タカスペで期待でいいですか、いいですね?(気が早い)うふふ

退団会見

以下、珠城さんの退団会見の一問一答劇団公式HPから引用です

「ファンの皆さまには、私の退団を暗いニュースではなく、前向きな選択として受け取っていただければ嬉しいです。これまで支えてくださった皆さまには、感謝の想いでいっぱいでございます。退団のその日まで、温かく見守っていただけますよう、よろしくお願いいたします。」

~退団を決めた時期と経緯について~
「2019年の『夢現無双』『クルンテープ 天使の都』のときです。トップスターとして背負ってきたものを、少しずつ下ろしてもいいかなと思えるようになった時期に重なります。そして、これからを担う月組の仲間に、次のステップへ踏み出してほしいという願いを込めて、決断いたしました。」

➡るりさんのおみおくりされるとき、こんなことを思ってたんですね・・・。。あまた泣きそう。。あの時は泣くまいと必死に自分がちゃんとしなきゃちゃんとしなきゃって思っているのが伝わってきたけれど、この「背負ってきたもの」の重さに、おろしていく決断の重さに、胸が締め付けられました。

 

~思い出の作品~
「すべてが思い出深く、素敵な作品に恵まれました。その中でも特に印象深い作品は、『グランドホテル』です。最後の回転扉の場面で、トミー・チューンさんに演出していただいたときの感覚が今でも忘れられません。そして直近の『赤と黒』の再演で、宝塚を築き上げてこられた諸先生方や諸先輩方への敬意と、“宝塚の男役が好き”ということを、あらためて実感しました。」

➡思い出の作品の中にやっぱりグラホはでてくるんですねと涙
 私も大劇場のお披露目で、改めてたまるりという人生ニュージャンルに心が気づいてしまった瞬間・・・でもまだまだ硬い部分もあって、それでもなんて厭味なく真ん中が似合う人なんだろう、って思ったことを思い出しました。

最近の赤と黒が本当によかったとみな言っていたので、赤と黒のお話も出てきて嬉しかったです。

 

~目指した男役像~
「下級生の頃から、男らしく包容力のある男役を目指してきました。舞台上では役として生き、さらにお客様がご観劇後も余韻に浸っていただけるよう、普段から“珠城りょう”という男役の在り方を追求してまいりました。」

➡なれてる!!!完全外野の私がこんなこと言っても、と言う感じですが、なれてるよおおおお。。。男らしく、包容力あるよ・・・!むしろありすぎるくらいだよお・・・

 

~後輩に伝えたいこと~
「退団発表の際に、組のみんなには伝えましたが、120%の努力と、自分がこうなりたいという強い意志、そして、そこに踏み出す少しの勇気があれば、きっと大きな花が咲くと思います。最初から自分の限界を決めずに頑張ってほしいです。」

➡別のサイトでは努力120%、強い意志が100%、少しの勇気が60%の割合で、なるほど、とおもったのですが、120%の努力って、ほんとに120%どころじゃなくて200%の努力をして積み重ねてきた人しか言えないことですよね。。

そこに珠城さんの覚悟と思いがあらわれていて、何よりそれを誇示するのではなくて、組子への後押しというか励ましで使っているのが素敵だな、、と思いました。

 

~ファンの皆さまへのメッセージ~
「ファンの皆さまがいらっしゃらなければ、今、私はここにいないと思います。皆さまのお心がとても有り難く、だからこそ、いつも笑顔で舞台に立つことができました。残り約11か月となりますが、仲間たちとともに、より良い作品をつくってまいります。」  

 ➡こちらこそです!なんど宝塚を、月組さんを見て救ってもらったか・・・

 ほんとに忙しくてしんどかった時(まだ感想書いてないけど)IAFA見て、元気出て、なんか頑張れそうな気がしてきて、その時に舞台の力を感じました。

 

最後のその日まで、もうあとは振り切って、楽しんで、周りの声は気にしないで、宝塚人生駆け抜けてほしいな~と願ってます!!!

 

そして、珠様が宝塚人生から第2の人生に踏み出す時に、見送る傍にちなつさんがいてくれて、演出は上田久美子先生で、なんと同じ時代にそれを見守ることができて、本当に幸せだなと思うのです。うん。

 

くうううう、月雲の皇子、、あなたこそ月雲の、月組の皇子、最後のときまで!!!