美弥るりかさんの退団発表に思う
おはようございます。
本当は歌劇団の人事のことは一ファンとして思うことはあれど、先方も慈善事業ではないので、おそらくシビアに検討を重ねて先を見ての判断なのだろうと思い、あまり表に感情的に意見とか感想とか出すことではないかなーと常々思っているのですが、昨日の嵐はうすうす分かっていたこととはいえ、自分に言い聞かせる用と、それはどうなのだろうというところをつらつら書いてみます。お時間許せばお付き合いください。
美弥るりかさんのご判断
龍さんの時代から2番手格のスターとして月組の中心であった美弥さんが2019年6月で退団されることが発表されました(2019/01/29)
今まで美弥さんが0番に立つトップになるかもしれない!と心待ちにされていた方々の寂しさは押して図るべきかと思いますが、正直美弥さんの体調面・精神面を思えば、これが最良のご判断とタイミングだったのだろうと思慮します。
1作でもトップに・・・とか、どうして龍さんのあとに美弥さんトップではだめだったのかという想いがどうしても芽生えてしまいます。
1つ1つ自分に言い聞かせる意味も込めて整理をしていくと、
①龍さんのあとに美弥さんトップではだめだったのか
ダメではなかったと思いますし、もしかすると劇団もそのような画も描いていたのかもしれません。
同時退団がなくなった時点で、並びやちゃぴちゃんのダイナミックなダンスを活かせる魅せ方や演目のことを考えると、たまきちを横に置くという判断にならざるを得なかった可能性もあります。
もちろん、逆に珠城さんの間に美弥さんが入ったシュミレーションをした劇団が、珠城さんがトップになるとき傍らに美弥さんがいないというのが非常に重大な事態だと思って引き留めてしまった可能性もあります。
でもすべてはもしも・・・の話であって、私たちは珠城ー美弥の互いを補完し合う美しくもダイナミックな並びを今までとっても堪能させていただいて、BADDY・エリザベート・ダルタニャンとアラミスなど心ときめかせてきた、いろんな人格のお役を自分のものにされている美弥さんを見ることができた、もしもの話をするより、今まで美弥さんが着実に積み重ねられてきた事実だけで十分ではと思っています。
②今から1作でもトップに
この思いは先日「アンナ・カレーニナ」の公演のライブビューイングを観た時にやはりズンと思ったのですが、同時に1作でもやった場合の美弥ちゃんの負担を考えると軽々しく言えないなと神妙な面持ちになりました。
それくらいバウホールの軍服に身を包んだ美弥さんは、神々しいまでに美しく、同時に今にも折れそうなほど細く弱くも見えてしまったからです。
宝塚大劇場・東京宝塚劇場通算で休演日も含めて大体80日ほぼ毎日舞台に立ち、かつトップさんは出番も多く、疲れのピークの時に大階段から20キロあまりの羽根を背負って降りなくてはなりません。それに加えてお披露目&退団ならば取材も段違いに多いだろうし、寝る間もないのが現実として迫ってくる。
そんな負担を、芯はお強いけれど細い美弥さんの肩に0番に立ってほしいからという都合や思いだけで強いてしまうことは、その後の美弥さんの第2の人生を考えた時に、果たしてベストな選択なのだろうかとアンナ・カレーニナの観劇後考えてしまったのも事実です。
タカラジェンヌは夢の国の住人であると同時に、そのまま終わるという方はおらず、いつかは退団して飛び立たれていきます。トップになるという、とても祝福されることによってその飛び立ち羽ばたいていくエネルギーをも奪ってしまいかねないのであれば、ならないという選択肢があってもいいし、祝福されるべきなのではと勝手ながら思います。
そう考えると、やはり珠城さんの傍で共に輝き、皆に惜しまれる今退団を決意されたのはベストであったように思いますし、そのご決断を前向きに応援して少しでも舞台で輝く美弥るりかという男役を目に多く焼き付けたいと思います。
美弥さんを想う悲しみが月組体制への批判に転じているのではないかということ
これには、普段ハッピー野郎を自負して生きているサイトーも憤りをもはや超えて悲しくなりました。
美弥さんが熟考を重ねて決断されたであろう判断が、どうして月組全体やトップさんへの批判に転じてしまうのでしょうか。
寂しいというのは感想ですが、生徒さんを批判するのはお門違いだし、けなしあうことからは何も生まれません。それにけなしあうのをなにも知らない方が見ていて、宝塚のファンはファン同士でけなしあうところなんだ~~とか、ファンの方は思い通りにならないと他をけなしてまわるような方々なのねとか、本当なら生まれない曲解・誤解から結局自分・贔屓さまの首を絞めていることにお気づきではないのかな。。。
決断を応援している他のファンの方に失礼ではとも思ってしまいます。。
誰かの責任にしてしまえれば、当人は気持ちのやり場が出来てラクですよね。同調してくれる人もいて気持ちがいいかもしれませんね。でもそれだけ。
6月の美弥さまの退団日は変わることがないので、
私たちに許されているのは、残りの時間を精一杯の拍手と笑顔で過ごすことと割り切って心から応援して、これから必死でみんな大好きな美弥さんが残されるものを吸収されようとしているであろう組子の生徒さんの今後の活躍を精一杯祈ることなんじゃないかな~とふと思ったので、書きました。
稚拙な文章でご気分害されてしまった方いらっしゃいましたら申し訳ございません。何卒ご容赦下さいませ。。
新生花組お披露目公演演目決定!
サイトーです
そろそろ月組さんの集合日だと思うので、最近劇団からのお知らせが来ると背筋がピンとちょっと緊張します。。
そんなときのお知らせで花組さんのお披露目公演が決定していました~~(ホッ)
劇団は完全にみりおさんを現代に生きるフェアリーという認識なのですね。
妖精さんと現代に生きる女の子の話だったら、PUCKがどうしても脳裏をよぎってしまいますが、
なにせ「闇と孤独の中に閉じ込められた“青い薔薇の精”」なので、ダークサイドのみりおさんが見れるのではと今からハスハスいたします。。
人間の女の子に恋する妖精(PUCK)、女の子は大人になると記憶を忘れてしまう(PUCK)そんな時に人間の姿で現れる元妖精(PUCK)とかは他作品で胸いっぱい大丈夫なので、そこは何卒新しい関係性でお願いいたします!!(ひれ伏し)
ーーーーーーーーーーーーーーーHPから引用ーーーーーーーーーーーーーーー
Musical
『A Fairy Tale —青い薔薇の精—』
作・演出/植田 景子
“青い薔薇”自然界には存在しない禁断の花。その花言葉は—Impossible不可能—。科学の進歩は、いかなる不可能をも可能にし、時代は変わっていくけれど…永遠に不可能な夢、それは誰も時の流れを止めることは出来ない。妖精界の掟に背いた罪で異端の者となり、闇と孤独の中に閉じ込められた“青い薔薇の精”。過ぎ行く時の流れの中で、彼の心に残されたものは…。
19世紀後半、産業革命による経済の発展で空前の繁栄を誇る、ヴィクトリア女王統治下の大英帝国。世界初の万国博覧会が大成功を収めたロンドンでは、科学技術が目覚ましい発展を遂げ、人々の果て無き欲望が渦巻いていた。伝説や迷信が過去のものとなりつつある時代を背景に、人々が現実だと信じている世界と目に見えない異次元の世界とを交錯させながら描く、忙しすぎる現代社会に生きる大人達の為のほろ苦く温かなオリジナル・ミュージカル。人間離れした美しさを漂わせる“青い薔薇の精”に挑む明日海りおが、耽美的で幻想的な世界に誘います。
レヴューロマン
『シャルム!』
作・演出/稲葉 太地
フランス語で、魅力、色香、魔法、呪文などを表す言葉“シャルム”。作品毎に様々な姿に変容し圧倒的な魅力を放ち続ける明日海りおを中心に、個性豊かな花組生が織り成す、華やかで気品溢れるレヴュー作品。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
稲葉先生のショーはどれもエネルギッシュで大好きです!
花組での作品では「Mr.Swing」「宝塚幻想曲(ファンタジア)」などがあり、ファンの皆さまのキュウンポイントをつかんでくる先生!
今からみりおちゃんとはなちゃんの作り上げるショーがとても楽しみです!
※ただね、ただね、「シャムル!」ってタイトルがSante!のゆきちゃんの名台詞「シャルラ!」に字が似てて(よくみるとあんまり似てはいない)あーこれわたくし、客席でゆきちゃんのこと思い出すな~~って気がイマカラしております。
OTTのパンフと雑記もろもろ
サイトーです
先週はあっという間でした。
日にちが経っても木曜日のアンカレのライビュのことでまだ頭がいっぱいなので、今日はOTTのこと2つだけ書いて終わりにします。(OTTまだ続くんかい・・・!)
パンフレットの思わぬショットにキュン
「ON THE TOWN」のパンフレットお買い求めになりましたでしょうか?
見どころは2つ!(突然のテレビショッピング風)
ぜひチェックしていただきたいです!
①風間きゅんのうつむいた時のまつげばさばさ事件
れんこんくんが頭をメジャーで測ってるところなんですけどね、
ここの風間きゅん、全くキメ顔でなくてカッコつけてないんですよね。自然体。
なんなら「ふぅ」みたいなふきだしを付けてもはまっちゃうような、
ちょっと所在なさげな表情で水兵帽子を見つめるのが、MUGO・ん…色っぽい!
まつげバッサバサです。(そんなこと言われなくても知ってるって?すみません!)
オジー君はなんて美しいんだ・・・
②アキちゃん大女優様のマイクスタンドが・・・まさかの・・・モップ!事件
ナチュラルにマイクスタンドがモップ(ピンク♥)なせいで、大女優様が掃除のお姉さんみたいにみえなくもない。。これは事件です!笑
こういうお稽古場での代用品って見つけると、舞台で完璧な彼女たちも似たものを準備して頑張っておけいこした成果なんだな・・・とうるっときますね。。
代用品で言えば、スカピンの手作り仮面もプロ並みのクオリティ高い人もいれば、制作時間5分ですけど・・・何か?みたいな人もいて、その差にムヒムヒしてました
ちなみに、パンフレットの写真のさくさくはがどの角度からも隙なくかわいくて更に好きになってしまいそう・・・。
珠城さんとのツーショットの、魂が一緒の出身地感が最&高・・・
(ちなみに、自動的にちなつさんも同じ魂の出身地に分類されます)
・・・最後に1つ、本当は一番最初に書くべきだったのに、書き漏らしたことがあり・・・(他の方はちゃんと構成きちんとされているのに・・・!どうも思ったことをそのまま書いてしまうので順番を考えるのが苦手なようです。。致命的★)
そもそも・・・ON THE TOWNの時代背景
時代背景をちゃんと①で言及できていなかったので、念のため、、
興味ない方は読み飛ばしてください!!!
初演は1944年!75年前!!
・日本においては、宝塚歌劇団が戦争の激化に伴い休演した年
・アメリカでは、米国がWWⅡで圧倒的存在感な年(たしかゲイビー所属する設定だった海軍と日本軍がマリアナ沖で海戦もしています。)
サイトー、無学なもので、1回目に何の予備知識もなく見た時に、
アイヴィのミス・サブウェイとしてのポスターにおいて
「アイヴィ・スミスは海軍が好き、でも陸軍や空軍のほうがもっと好き♥だってよ~」
という一言に一瞬耳を疑ってしまったのです。(セリフはちょっと曖昧)
そんなこと言って媚びてるって思わせなくてもいいのに!なんでそんなこと?的な
ただ、上記の時代背景をなんとなく頭にいれてもう1回見た時に、
当時の脚本執筆時はおそらく女の子はそういわざるを得なかったのだろうなとか、
時代の風潮の圧力ってそういうことに顕著にでるよねとか、
お国のために出発する軍人さんが素敵!というポスターがきっと至る所にある、
もしかすると軍人賛歌を謳わないとポスターは貼れなかったかもしれないしね、
女の子の需要がそういうところにあった事実はあるんだよな~とか。。
そう考えるとポスターの一言・アイヴィの衣装・登場人物たちのはちゃめちゃっぷり・なんでそんなに固執するのか等、違った見え方になった部分もありました。
(ここまで言っておいて、アイヴィ衣装の布面積が少ないのは単純に野口先生の完全なる好み説は捨てきれない!笑)
底抜けに楽しいハッピーエンドで終わらない ON THE TOWN
作品において戦争とか言葉は一切出てこないし、暗い一面がないからこそ、逆にその影を感じたり、彼らにとって24時間の差し迫った感じは今とは比べ物にならないんだろうなと思ったり。
そして、そんな作品において瞳の中に陰りや憂いを一瞬帯びてみせられる珠城さんはとてもゲイビーさんとして素敵だったな、合っていたな~と思いました!!!
結論:何が云いたいかっていうと・・・ON THE TOWN、梅芸も見に行きたくなったよ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ってこと!!!
次回は、美のボディブローをくらって使い物にならない頭が整理できたら、美弥さまの「アンナ・カレーニナ」のライビュでの感想をつらつら書こうかな~と思います!
(土日であたま整理されたはずなのに、下書きを見ると綺麗・・・きれい・・・キレイ・・・しか書いていない状況)
それでは~~
月組「ON THE TOWN」を彩る出演者感想③
みなさん
こんにちは!サイトーです!
一昨日は思いがあふれすぎて、まとめるのが下手すぎて書ききれなかった出演者さまのここがすてきでしたという備忘録を頑張って書きます!
脇を固める方々がとにかく豪華!!
どれくらい豪華というと、三谷幸喜作品によくある贅沢な「え~この人をここに配置!?」と同じくらい豪華!!(つたわれ~~笑)
■輝月ゆうま(ピットキン裁判官)
1回目はパンフを読み込む時間がなく、前情報入れずに見たため、
2階席から最初にピットキン裁判官が出てきた時、「ワ~、あの役者さんなんだか立ち姿、まゆぽんに似てるナ~どれどれちょっとお顔を見てやろう」と、なった瞬間、
「けどまさか!?え?まゆぽんなの!?でもあんなフラれること大前提のお役に?まゆぽん使ったらもったいなくない??あれ?まゆぽんはアンカレでは??(違います)」と盛大に混乱し、
裸眼→ オペラグラス越し→裸眼
とリアルに三度見して、ようやくまゆぽんであるということに脳内納得したのと同時に
輝月先輩が演じるこの役・・・さてはただの婚約者で終わらないな・・・(誰)という確信も得たのでした。笑
クレアの言うことに対して異様に寛大で、お会計もしてくれるし、仕事もできるし、この話の中で一番まゆぽんがスパダリでは!?
シャンパンでおはながシュワシュワアワアワになっちゃうってなんやねん!とつっこみながら、おはなふきふきして差し上げたい。真顔
ピットキンとクレアのなれ初めもしりたい。
■千海 華蘭(クラブの司会者等)
月組「ON THE TOWN」は、華蘭ちゃん(今年で研13 宙組トップ男役リアリスト真風涼帆様 生まれてくださったことに感謝 鳳月杏様 ご尊顔の作りがもはや国宝級 彩凪翔様 宙組が誇る2大イケおじ様も悪役もなんでもござれの松風輝様 凛城きら様が同期)のバイトがおがめる貴重な公演
と捉えたら非常にお得で、B席3,000円でいいの!?!?!
30分で元取れるけど・・・!!嘘でしょ!?!?!となります。 真顔
※92期が好きすぎる傾向にあるようでついつい熱くてごめんなさい。
センター分けのリングマンも好き
紫スーツでがしがし踊る華蘭ちゃん好き さっすがのソフト帽さばき
秘密のハーレムの司会者のうさんくさいところも好き。おひげ・・・♥
セーラー服・・・着ておりましたっけ・・・?着てなかった気がする・・・
ありちゃんでないチップが見れるとしたらごりごりに華蘭ちゃんを推薦状何通も書いてお送りしたい(どこに)
この学年でまだ少年役ができるのは華蘭ちゃんただお一人なのではと思いますね。え。
華蘭ちゃんのエリザベート新人公演の子ルドルフは本当に本当にかわいくて庇護欲をズキュンと突いてくるので是非見てください(誰)
紫門ゆりや様はロイヤルな警官1👮♂️で、横糸の主要人物を担っておられました!
あんな警官いたら、ちょいちょい落し物届けに行くし、なんならちょいちょい道を聞きに行くし、なんなら「落し物届けてくれてありがとう(微笑み)じゃあここに連絡先を・・・」って言われるから、お兄さんの連絡先も・・・って口から出てしまいそうな・・・
たぶんゆりちゃんはロイヤル天然だから、署の代表電話を教えてくれる。
ON THE TOWN・・・危険な作品だわ・・・
晴音アキ様演じるダイアナさんが出てきてアキちゃんだったときのこの高揚感・・・!!
しかもちょいちょい大げさな大女優さんかわいすぎます。
羽根ふりふりするのもかわいい、、
アキちゃんにはお姉様として、ドスの効いた声で怒っているところが見たいというひそかな願望があります(アルカディアのゲキマブお姉ちゃんしかり)
1つ言いたいのは、もっともっと歌ってもよくない??あの場面??1曲あってもいいでしょ?ということでしょうか・・・。
叶羽時(という字面の並びが完璧ィ)様の役者っぷりも堪能できました。
シュミーラーというファミリーネームがなんかぴったりな見た目時ちゃん!
丸メガネ 古めかしいワンピース カーリーヘア でもかわいい時ちゃん!
ありちゃんとさち花さんのイイところを邪魔する時ちゃん!
群舞では、一点ナイススタイルを惜しげもなく披露して、ニューヨーカーであか抜けていて、やっぱりかわいかったです・・・
時ちゃんの声とふくらはぎが好き・・・
アキちゃんと時ちゃんって、アメリカンTVショーにいる女の人をさせたら100点満点・いや200点満点な気がします。あ~いるいる~~的な、原色が本当に似合うの・・・
あとは、彩音くんと結愛かれんちゃんの美の暴力ペアがオペラをさらってく
結愛かれんのオレンジワンピースにお帽子がとても可愛くて
彩音くんと待ち合わせしていて遅れてきてぷんすこしてるけど
花束で機嫌を直す一連の流れが完璧だったわあ・・・とか。。
彼氏デライケメンですしね、ソフト帽かぶってるから3割増しですしね、
振り向いて彩音くんがいたら私はその場に溶けますね、
そういう意味では娘役さんは至近距離にいるのに美しく形を保っていられるの尊敬・・・
■輝生かなで(警察官等)
輝生かなでくん、ニューヨークの人の時のスーツ姿でのびやかに踊る姿が最高だった!
ロイヤルゆりちゃんのお人よし警察官とそれにおいおい困るぜーと言いながらしぶしぶついついついて行っちゃう系警官(違います)最高だった!
水兵さんで朝帰りのシーンも最高だった!(軽率に最高と言いがち)
あちくんは本当にのびやかに踊られるので、観ていて毎回こちらも気分が高揚してしまう。
最後のお役は警察官でしたが、群舞にいても目立つよい音楽をバックにバリバリ踊るあちくんを目に焼き付けられて幸せでした。
アルカディアの時のお役が、少女漫画によくある「主人公を見守るが、主人公とはくっつかない、いわゆる最もモテるポジション」で、激はまりでしたので、
願わくばもう一度そんなお役で「男役輝生かなで」が見たい・・・!とも思ったり。。
今後のご活躍も陰ながら応援しております!
OTTの最初に「今何時だー」って聞くセリフがあった気がするんですが(曖昧)
その時に、ついつい・・・
「お前にマジ(キメ顔)by朝美J」と言いたい衝動に駆られていたのですけど、
まゆぽんもそんなことある?(ないです)
そんなこんなでそれでは~~
月組「ON THE TOWN」を彩る出演者感想②
続き・・・
こんばんは!サイトーです!
①に引き続いての出演者の感想をつらつらと・・・超私的な意見もございますのでご容赦くださいませ・・・
いい意味で期待を裏切ってきた・・・
■暁 千星(チップ)
ポスターからは、「カワイイ担当」「マンネ担当」で行くんだろうな~~という風に思っていたのですが、ふたを開けてみたら、ロールキャベツ男子だったありちゃん。。
ギャップが・・・最&高・・・(絶句)
あだながチップという時点で、自己プロデュース力は留まるところを知らない・・・
パパのガイドブック(ちょっと情報が古め♥)への信頼ぶりがすごいですし、それが更にバブみを増している要因の1つでもある気がします・・・
あ~ハイハイ、期待を裏切らない可愛さ!!好き!となってたら、急に
「こっちにおいでよ・・・(吐息)」とか「離したくない・・・」とか!?!?(混乱)
あれ?バブ・・・じゃない・・・覚醒してる・・・ってなるのがとてもよかったです・・・
これはクセになってしまう・・・危ないON THE TOWNとても危ない・・・
ヒルディのお家に着いた場面あたりからオペラが、あがるわ、あがるわ、
みなさま、さてはオペラ越しにおいでよと言われたい民ですな(◜௰◝)とホッとしました
かくいう私もしれっとガンみしました!
■風間 柚乃(オジー)
風間君がまだ新人公演の枠内の学年で100期というのは冗談か何かです。(真顔)
105周年に向けて劇団が用意した盛大なジョークだとまだ信じてるぞ・・・!!
私的な話をしますとね(誰も聞いてない)、色が浅黒い俳優さんが大好きでして・・・
(池内博之さんとかね・・・最高色男ええ男ですよね・・・)
なもんで、色黒な色男のオジーには声にならない悲鳴が脳内で
っーーーーーーーー!!!!!ってなったことは言うまでもないのですが、
まあ、風間氏のお役の作り込み方がまあ好みドストライクを突いてくる・・・!!
アホ可愛いオジー・・・れんこんと並ぶとちょっと小さいオジー・・・脳みそ筋肉でできてるオジー・・・クレアと一緒にいるときにクレアの婚約者と遭遇するといっつもびっくりして一生懸命取り繕うオジー・・・珠城さんにむちゃぶりされて、むちゃぶり仕返されてうろたえるオジー・・・すべて可愛い・・・のにかっこいい・・・
風間くんは、地に足ついてて、またそのおちつきっぷりが、いい男だなオジーという感がすごくてですね、、
だって、珠城ゲイビーさんが突拍子もない「見知らぬ女の子を限られた24時間で探す」ということ言い出しても、嫌な顔1つしないんですよ!!!
むしろ、ありチップがぐずっても(ほら、まだバブちゃんだから)義理がたく、男気で説得して珠城ゲイビーさんに協力するんですよね。カッコいい・・・涙
オジーがいなかったら、ON THE TOWN 20分で終わるから(◜௰◝)
(頑張って1人で現代美術館に行こうとして、自然史博物館に行っちゃうのもかわいい・・・)
よっ、芸達者!なお姉様たち・・・
■白雪さち花(ヒルディ)
♪めしあが~れ~♪お料理を~~♪なんでもあ~るのよ~♪(ピンクライトパアッーン)
この歌大好きです!レストランとかでずっと流してほしい(無理)
(原曲タイトル「I Can Cook Too」さち花姐さんに負けず劣らずパワフルです)
さち花姉様は、あの月組&雪組の姫の咲妃みゆさんが、退団の時か、雪組でトップ就任時の時か、の対談ゲストに選んだ方で(大事なとこなのに記憶あやふや、、違ったらごめんなさい。。。。)
さち花姉様を女役の中の1人としか認識していなかった私は、
その対談で深い愛と努力とセンスによって裏付けされた娘役力を垣間み、
それ以来、ついつい「職人」の技をこの目でしかと見届けなくてはというテンションで目で追ってしまう娘役さんです。
たぶん、さち花姐さんは、ヒルディというお役をやる自分と相手がありちゃんであることのある種のアンバランスさ(今回においてはプラスの意味でもあります)を、
よく理解して、演じてらっしゃるんだろうな~と節々に「さすが職人・・・」と唸ってしまう箇所がありました。
もちろん、やりすぎでは?年齢が合ってない気がする!という意見も承知の上で、技術の高さやキメるところはキメる娘役力でねじ伏せられてなんだか爽快でした。
男女の関係の多様性が大劇場だとあんまり出てこない作品も多いので、こういうのもアリな気がしてくるのですよね~
一番好きなのは、「召し上がれお料理を」の曲を歌いながら、フライパンもって、ノールックで後ろ蹴りにストーブ閉めるとこ♥
ヒールだよ!?!?!歌いながらだよ!?!?!ノールックなんだよ!?!?!?!
難しいことしれっとおやりになるから、、、
さち花様が華麗にやってたから、私でも、オーブンをノールックで閉めれるかもって思っちゃうから、、、、危険!!!!
■蓮 つかさ(クレア)
2014年のV6によるON THE TOWNでクレアを演じたのが樹里咲穂様・・・Oh
からしてなんとなーく分かってはいたのですが、とにかくキャラが濃い・・・規格外・・・
最初の登場が学者で知識人だから、その後の展開に混乱しました。
でも!れんこんくんはそんなハチャメチャなクレアを嫌味なく、ある意味芯の強い、可愛げのある役として生きられていて、バランスがよかったなあという印象があります。
ただでさえ、お役が少ないのに、男役のれんこんくんをわざわざ女役としてしなくても!!と思いましたが、クレアというある種奔放な女性を演じるのに男役のキレと清潔感と経験が活きていた気がします!
やってることはだいぶ破天荒なのに、婚約者への扱いスーパー雑だけど大丈夫!?となってしまうけれど、最後にはまぁいっか、可愛いから、となっちゃう。
他の方もおっしゃっておりましたが、とにかくお芝居における間がすこぶるいい・・・
蓮くんのセリフのトーンも声もお口も好き・・・ (わか~~るよ~~~)
■夏月都(アイヴィの声楽の先生)
破天荒・スゴツヨとくれば、夏月都先生をかかない訳にはいきませんね・・・!笑
スゴツヨでした~~
さくらちゃんとのハイトーン合戦でも引けをとらない美声!
ある種、「私についていれば大丈夫♪」と田舎出身のアイヴィたんを洗脳するとも言える相当なかなかのキーパーソンを、くどすぎることなく演じていらっしゃって、マダムがこの物語を動かしているのでは!?と後からハッとする感じ
(だって、マダムがお酒買いに出なかったら、ゲイビーはお教室に入り込めなかったし、ゲイビーとの待ち合わせをいい感じにさえぎらないと、1幕でON THE TOWN終わってしまうところだったし、最後も何故か酒場にいて、アイヴィの居場所ヒント教えてフィナーレの大団円のサポートしてくれるし・・・マダム演出家にとって最高の助っ人・・・)
ちょうどサイトーが見ていた回では、出てくるときにマダムのポシェットのチェーンが取れてしまったのですが、回収の仕方も役としてやられていて、あれ?ポシェット落ちるまで演出・・・?と納得しそうになるという・・・
さすが百戦錬磨の月組娘役は違うで・・・と畏怖の念を抱きました。
芝居の月組の上級生本当にさすがです・・・
ああああ、まゆぽんまで語りたかったのに、、、長々と書きすぎました。。。
3000時オーバー・・・長々とお付き合いいただきましてありがとうございました!!
ぽむちゃん、からんちゃん、しもんパイセン・・・次にて・・・
月組「ON THE TOWN」を見てきた話①
寒いですね・・・・!!!こたつに入ったまま移動したいサイトーです!
3回目にしてようやくそれっぽいことを書くのですが
ついに・・・先日月組OTTに行ってきました~~☀☽☀☽☀
『ON THE TOWN』別名:萌の洪水大紐育
みんながたまさまの水平ルックに心躍らせたであろうポスター⇊
それぞれ黄泉の帝王・悲劇の皇太子からの振れ幅っ!!
「陽」の気しか感じないのすごい。ワクワク感が伝わってきます。
サイトーは心配性なので、主人公格が3人いるってことは、トップさんの存在感が薄れてしまうのでは、お披露目なのに大丈夫なのかな。。と老婆心で勝手に思ったりしたのですが、観終わった後は
「やっぱり、みんなおんなじ水平さんの恰好なのに、どこにいてもこの人がトップスターなのね!と分かるオーラと立ち姿の珠城さんはすごい・・・」
とあっさり観劇後は感嘆の気持ちでいっぱいになっておりました。
装飾のない黒燕尾が大好きなのですが、あれもトップさん以下は皆同じ格好をしているのに、そぎ落とされた黒燕尾の美しい着こなしに伴うオーラと貫禄で周囲を圧倒していき、みな黒燕尾の美しさの前にひれ伏すことしかできないのと同じですね (´◡`) (ちょっと違う)
真ん中が似合うってこういうことなんだな~と明るいシーンでも何故かホロリときました(最近涙腺がゆるい)
各出演者ごとの感想(ゲイビー♥アイヴィ)
■珠城 りょう(ゲイビー)
珠城さんの誠実さと少年みと夢見るのが正義な感じが全てあいまって、
そう!これ!こんなたまきち見たかったんです~~~!!
と野口先生とハイタッチしたい気分になりました。ざわざわしたスケスケ衣装がどういう意図かはあとでじっくり教えて先生。
なんで?一目みただけなのにそんなに夢中になれるの?ってはじめは思ったのですが、
珠城さんの目が誠実で、なんだか説得力があるんですよね。不思議
まえに、番組で珠城さんに見つめられると恥ずかしいんです・・・!!ってさくらちゃんが顔を赤くして言っていた気がするんですが、ヒイイイ分かる・・・!!
包容力と旦那力・・・腕枕ぜったいあったかい・・・
トート閣下からのアイヴィが見つからなくてしょんぼりするゲイビーを演じ分けられるたまさまの度量の大きさよ
コンガクバーナでも「捨てられて一人~」を聞いて頭を抱えちゃうたまさまが
めっかわ・・・・(◜௰◝) お人形さんを見ながら背中丸めるたまさま・・・めっかわ・・・(◜௰◝)
背中を観客に向けてなくてよかった。たぶん、向けてたら今すぐあの背中をぎゅっとして慰めてあげたい・・・!と思う観客が自制を保つのに苦労したでしょうから・・・
というか、、、
ゲイビーさんの夢の中のアイヴィさん、ちょっとセクシーすぎではないでしょうか。
ゲイビーさんの妄想がセクシー寄りなのは健全な男子!(異論は認めます笑)なので
一周周ってしょうがないかなと思いますが、観客にダダ漏れなので、どぎまぎします!
■美園 さくら(アイヴィ)
さくさくすごい頑張ってた!!涙
お披露目公演無事千穐楽まで完走おめでとうございます。
いい意味で押し出しが強くて、長い手足が目を引く!
美園さくら、ここにあり!!!!って感じで、楚々とした娘役さんも大好きなのですが、月娘の「一人でも歩いてゆける自立した女性なのだけど、たった一人忘れられない人がいる」的な情感が更に大好きで、さくさくはそれが体現できる娘役さんな気がする。
アイヴィの衣装どれも攻めてたのに、全部着こなしてて、途中からバービー人形にも見えてきちゃったよ、おばちゃん。
さらっとトゥシューズ履いてバレエしちゃって、倒立しちゃって!?!?!?!
最後の秘密のハーレムでのアラビアンテイストなお衣装が最&高に似合っていたので、
(ふとまりもの腹筋(注1)を思い出しました。涙)
お披露目のショーでは是非!ヘソだしルックをお願いします!!!!(誰)
衣装のきこなしだけではなく、出番が少ないながら、珠城さんの理想のアイヴィと等身大のアイヴィをきちんと表情でも分けられていた気がして、素敵でした。
お芝居の時の声の出し方と上半身がゆれちゃうのを役にあった形に修正してくれれば何も言うことない・・・お化粧はだいぶ変わった気がする!!
最初から完璧な人は一握りで、どんなにきれいな人でもストイックに高みを目指しているので、ぜひ現状に飽き足らずに頑張っていただきたいなと応援しています!
なんなら退団してから劇的にきれいになった人もいるからね・・・
そういえば・・・
水兵さんが出てくる映画でも、『ロシュフォールの恋人たち』はまた少し違うテイストでほのかにビターで大好きなのですが、結局私、水平さんならなんでもいいってか・・・
(私はジョージ・チャキリス派なんだから・・・)誰も聞いてない
(注1)まりもの腹筋:月組「アルジェの男」の1場面でトップ娘役の蒼乃夕妃(まりも)様がお腹を見せる衣装で踊るシーンがあり、あまりにも引き締まったまりもの腹筋がヅカファンの間で話題になり、憧れと畏怖を込めてこう呼ばれる。流行語大賞直前まで行ったとか行かないとか。
続く・・・
タカラヅカにはまったきっかけ
こんにちは!サイトーです
初対面のヅカ友達の間で、こいつはどんな奴なんだというのを一瞬でお伝えできる
魔法の質問が・・・・そう!!!
「初観劇は?」と「一番好きな演目は?」だと信じてるんですが、
(「好きな生徒さんは?」も相当話が広がるんですが、若干の地雷をはらんでいる)
そんなサイトーの初観劇とはまったきっかけを今日は書きたいと思います!
初観劇
2007年にいきなり母から「あなたタカラヅカとか興味ある?」と雑な誘われ方をして、なんとなくその頃には気になっていたのでしょうね、いくけど・・・!と食い気味に返事をして、連れて行ってもらったのが2007年の水夏希さん・白羽ゆりさんのお披露目公演である『エリザベート』でした。
今思えば、なんたる幸運。。
ただ、初観劇で一本もので、トートは黄泉の帝王だし、あの設定だし、正直ね、
ストーカーやないかい!!って、
お前の愛を勝ちうるまで追いかけよう~ってめちゃカッコよく歌い上げているあなた、
そうそこのあなた、ストーカーやないかい!!!ってなってしまった記憶があります。
深いところまでの考察や背景、愛だの死だのがまだよく分かってなかったのですね。
でも、目が離せなくて、神音楽が耳から離れなくて、最後大階段で黒塗りで降りてくる音月ルキーニの「アーイッ(吐息)」にビリビリっとなってしまって(ちょろい)
気付いたら実況中継CDを母に買うてもらったんですけどね(ちょろい)
で、そこからはとにかく擦り切れるまでCDを聞き、
あ、観劇の時は聞き取れなかったけれどあそこ●●って言ってるんだ~、とかね
それ、もはやリスニング
でも意外とないですか・・・?たのしィ・・・美しい・・・(´、ゝ`)と思っていたら歌詞はよく分からなくてもオッケイとなってしまって、後から「そういえば・・・」となるパターン
初観劇のその後
ただ、当時は学生で自由に使えるお金が少なかったので、観劇には滅多に行けず、そこからは学校の先輩の家で歴代のDVDを見る日々・・・。。
先輩、あの時は上がり込んですみませんでした!笑
先輩が当時の星組がとても好きだったので、そこで瞳子さん、柚希さんに出会えて、色々な組子さんを知っていき、野々さんと大空さんのドラマティックなコンビを見て、今までは漠然と既にそこにいらっしゃるトップコンビだったのが、そこに至るまでにも出会いと物語があるんだな・・・大勢いる中で今この瞬間に出会えて、組む機会があるって奇跡・・・となり、よりハマっていった感じです。
後半ちょっと説明飛ばしましたね。。ええ・・・長くなりそうだったので(十分長い)
GRAPHと歌劇も年間購読は夢のまた夢で、立ち読みしてはムヒムヒしていたあの頃。
そろそろ電子書籍化も検討してほしいな・・・と思う今日この頃。。劇団さーん!
(実家の棚がそろそろW(割と) M(本気で)Y(ヤバイ))
※ここは本気とかいて、マジと読む
何度も見たいなと思ってしまう作品
好きな作品をあげて~となったら、相当悩んで
安蘭さんの「スカーレット・ピンパーネル」か「月雲の皇子」
ショーは、「Rhapsodic Moon(ラプソディック・ムーン)」でしょうか。
あぁでも・・・『ヘイズコード』も好き、『ソロモンの指輪』も、『アプローズ・TAKARAZUA!』は本当に最&高、、『エールの残照』は最初の主題歌子守唄にしたい、と気の多い奴ですが、、
どうぞよろしくお願いいたします!