原田マハ『ロマンシエ』を読んだ話ー君が叫んだその場所こそがほんとの世界の真ん中なのだー
ごぶさたしてます~サイトーです!
いやあ3月怒涛でした~~ようやく落ち着いてきました(ホッ)
当たり前なんですが、宝塚が好きな方は他のことにも結構積極的に動かれる人が周りには多くて「パワフルですごいな~~」と思うことが多いです。
サイトーは1つのことにしか手がまわせないゴリゴリキャパ狭め野郎であるがゆえに忙しいと宝塚を観に行けないことにハンカチギリギリです。。
時間の使い方が上手な方が多いな~~見習いたい・・・!
忙しい時だからこそ気を付けていることとかあれば是非教えてください・・・(切実に土下座して教えを乞うスタイル)
そんなこんなで、最近はめっきり観劇できていないので、最近読んだ本の話でもつらつらしてみようかと思います!
『ロマンシエ』というタイトルとあらすじで購入を決めた
原田マハさんの『ロマンシエ』です!文庫の表紙も可愛いんだぜ・・・
みなさんご存知原田マハさんは美術に造詣が深く、今までは美術史と絡めた独自の視点での物語が多くて、その作風も好きなのですが、今回はポップできゅうんとするお話になっています。
あらすじ
乙女な心を持つ美術系男子のラブコメディ!
有名政治家を父に持つ遠明寺美智之輔は、子どもの頃から絵を描くことが好きな乙女な男の子。恋愛対象が同性の美智之輔は、同級生の高瀬君に憧れていたが、思いを告げることもないまま、日本の美大を卒業後、憧れのパリへ留学していた。
ある日、アルバイト先のカフェで美智之輔は、ぼさぼさのおかっぱ髪でベース形の顔が目を惹く羽生光晴という女性と出会う。凄まじい勢いでパソコンのキーボードを打つ彼女は、偶然にも美智之輔が愛読している超人気ハードボイルド小説の作者。訳あって歴史あるリトグラフ工房idemに匿われているという。
過去にはピカソなどの有名アーティストが作品を生み出してきたプレス機の並ぶその工房で、リトグラフの奥深さに感動した美智之輔は、光晴をサポートしつつ、リトグラフ制作を行うことになるが、ある大きな転機が訪れる。(小学館HPより)
ね???
もう読みたくなってきましたよね??
分かります・・・!!
主人公のみちのすけ(ミシェル)は、多分本当に目を引くイケメン(私の脳内補正では岡田将生)なんだろうと思わせる周りの人物からの評価ですが、心は女の子・・・自分では自分の容姿をそんなに重要だと思ってないし、イケメンと見られることに違和感や居心地の悪さを感じている子です。
お母さんにも親友にもカミングアウトは出来ておらず、男の子としての自分を意識して頑張って使い分けているみちのすけですが、今まで押し殺してきた本当の自分を見抜いて、ありのままでいいと言ってくれる人たちと出会えて、パリで自分を解きほぐしてどんどん解放させていく様子が素敵だなとホロリときました。
この子がとにかくひたむきで時に大胆で心の声が可愛くて、どんどんミシェル~~がんばれ~~ってなっていってしまう・・・!!
宝塚だと、彩風のさきちゃんですとか、せおっちとか、あかちゃんとかの類の「スタイルよい~~笑顔ふりまかれたら目がつぶれる~~」って言えるイケメン枠に是非やってほしいお役・・・
せおっちは眉間からの鼻筋ずっと見ていられる。本当にイケメンなのにザイケメンのことやると周りが「ちょwwwせおwww」ってなるの本当にずるい~~(お正月のパネルアタックが日々の癒しでした合掌)
みちのすけ君は、おしゃれで脳内で妄想コーディネートをするのですが、そこに出てくるブランドが実在のものでかなりオシャレで、文字だけだとイメージできないので調べるとまたとっても面白かったので、片手にスマホかパソコンと一緒に読むとコレ2倍3倍おもしろいよ!!!!
はい、それが言いたかった。
パリの中を移動するシーンもあるのですが、原田マハさんがかなり取材されたのだろうというくらいイメージが伝わってきます。
ここも是非パリの市内の地図とか片手において読むとこういう風に移動したんだ~と分かるように丁寧に書かれているので片手にスマホかパソコンと一緒に読むとコレ2倍3倍おもしろいよ!!!!(しつこい)
私は途中でみちのすけが作るブランケット・ド・ヴォーが急に食べたくなって思わず近所のフレンチビストロに駆け込みました(メニューになかったのは一生根に持つ・・・食べ物に関して意地汚く心が狭い女A)
https://www.parisettoi.fr/topics/331/(美味しそう・・・)
リトグラフって・・・?
あらすじの中にも出てきたこの物語において非常に大きな意味をもつことになる「リトグラフ」ご存知ですか?
サイトーは知りませんでした(お恥ずかしや)
めっちゃ美しく流れるように文字を書くやつかと、あらすじ読んでもずっと思ってたんよ。。。(それはカリグラフ)
途中で、おや・・・?誰も文字を書いていないぞ・・・?絵なの・・・?絵でもないの・・・?
という知識不足により物語を楽しめないかもしれないターンが来たので、これもスマホで調べましたところ、カリグラフではないようなんですね~~(知ってる)
❁リトグラフとは?
平らな石の上に描画(現在では金属板等も使用)し、印刷する版画平らな版面の上に描き、平らな版面のまま印刷する。
木版画のように版面を彫ったりはしません。
仕組みは、平らな版面の上に油性分を含んだ描画材料で描画し、描画終了後、薬品を塗ります。
そうする事により、油性分を含んだ部分(描画部)は油性分とくっつきやすくなり、描画されていない部分は水分を保存しやすい状態になります。版面に水を含ませながら、油性分を含んだインクを版面にのせると、描画した部分は、インクの油性分と描画部分がくっつき合うことでインクがのり、描画されていない部分は版面に水の膜が出来、油性分をはじいてインクが乗らないようになります。描画部分にインクがのった所で、版面の上に紙を置き、プレス機で圧をかけて印刷します。
リトグラフは、水と油の反発する性質を利用する化学的な版画といえます。
美術的センスのないサイトーにはこの説明を聞いてもよく分からなかったのですが、版面に直接描いた絵を、ほぼそのまま紙に刷り取れるのが特徴のようです。
なーんだ!つまりは印刷じゃん!と思っていたら、
作家の構想(コンセプト)を工房が経験や技術を活かして再現できたなら、作家のオリジナル性がその作品に顕れていると言えるでしょう。
単に手法や技法としてではなく、リトグラフには、「印刷物」ではなく「作品」という意味があります。
リトグラフは、作家と工房の二人三脚で作品を作り上げるものであり、「手作業の印刷」という以上の付加価値があるものです。アルト工房のリトグラフは、「作家の作品に込めたコンセプトや意志を再現した、リトグラフ」を目指しています。
という「ちげーわ!芸術作品だわ!」という声が聞こえてきそうな記事があったので引用。
原田マハさんもリトグラフをコピー版ではなく、作家の1つの芸術的表現の技法として捉えていてそれが無知なサイトーにもよく伝わってきました。
リトグラフ奥が深い・・・
物語を通じて自分が触れ合ってこなかった知識や世界と触れ合えるのは大人になっても本当にワクワクするものだな~と思わせられました。
そんなみちのすけ君がパリでであるリトグラフを縦軸に、みちのすけ君の想い人である高瀬くんとの恋を応援したり、みちのすけ君が大ファンの作家の先生との出会いとやりとりにハラハラドキドキしたりする横軸に
織り成す応援歌がロマンシエ!!!
ちなみにこの高瀬クンは、俳優さんだったら竹内涼真くんのようなザ★爽やか好青年!にぜひ・・・!!!
宝塚なら、、、みちのすけの好意には気づかないけど本当に爽やか好青年なので、マイティ・たま様・おだちんなどザ・男子枠の天然好青年にやっていただければ本望です♥♥♥笑
残り50ページから切なさが加速するという帯は伊達ではなかった・・・
すごい!小説とリアルがクロスする・・・!?
私がこれ手に取ったのは、文庫になってからなのですが、読み進めていくうちにやけに固有名詞が多いなって思ったのですね。
時代を経ても古臭くならないように、必要最低限の固有名詞しか使わないとか、ほのめかす程度で違う人の名前を使うとかはよくあると思うのですが、本書ではもうゴリゴリ出てきます!
それが面白いところでもあったのですが、原田マハさんは意図して書かれたということが後々にわかりました。
なんと、本に出てくる最後の場面が、実際にその場所に行くと行われている実際のイベントだったのです!!!(発売日を調整して日時まで一致させるという緻密さ!)
ハルさんが、ムギさんが、ミシェルがもしかしたらその柱からひょっこり出てくるんじゃないか・・・と思ってしまいますよね!ずるい!!
前職の美術館のキュレーターという技術を如何なく発揮して、自分で小説と展覧会をリンクさせてしまったマハさん恐るべし・・・!!
これリアルタイムで読んでクロスを体感できた方々が本当にうらやましい・・・!!
もう1回やってくれないかな~~~
作家だからって展覧会開いてはいけないという決まりでもあるの?ないでしょ?という声が聞こえてきそうなくらい、『原田マハ』にしかできない試みが詰まった本なんだと思います。
ぜひ気になるわ~という方、お手に取って読んでみてください!(本屋の回し者じゃないよ!!)
読了したので、次は同じ原田マハさんの本でも読み漁ろうと思います。
ちなつさん(鳳月杏)が好きっていうただそれだけ
サイトーです
あっという間に3月ですね!!
2月早かったですね~~~~~~(*´﹀`*)
毎年のことながら、2月が28日までしかないことにちょっとびっくりする
完全に花組さんの重大発表連発が遠い昔のようです(遠い目)あれはもう1月かあ。。
サイトーは、月組時代から鳳月杏さん(愛称ちなつさん)をみると心の奥がうずく病に侵されておりますので
(最近は「杏のジャム」とか「鳳凰伝」とか芸名漢字の一部を目にしても心の奥がうずくようになってしましました。末期☆歓迎)
ちなつさんを取り巻く環境が大きく変わりそうな今年、ちなつさんへの想いを垂れ流します。
合言葉は『ちなつさん沼は深くて尊い』です☆ (重い)
あ、ちなみに、今回の記事は自分で読み返してみても結構気持ち悪いので(笑)
そういうのでも許容してやる!私もそう思ってた!とかというとても許容範囲が広いか、とりあえず読んでみて批判はそれからや!という心意気の方おすすみくださいませ・・・!
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サイトーがちなつさんに胸を射抜かれたのは・・・(っていきなり思い出話乙)
『春の雪』の洞院宮治典殿下のカーキのあの軍服というか礼服というかが異様に似合っていて、舞台上でも「ハハーン、この方は皇族なのだな」と一目で分かるような高貴な感じで声や目線の使い方、舞台化粧の上手さなどから「なんか気になるぞ・・・」となった瞬間でした・・・(遠い目)
当時サイトーは星組に好きな生徒さんがいて主には星組を見ていたので、ぼんやり気になるぞ・・・のまま過去のグラフとかでヤマネのお役とかネムネムしてる写真を見つけてギャップにどきっとしてる自分がいたり、ロミジュリの死の新人公演の映像とかでターンの滑らかさにぐっときたりしてましたが、
決定打は外部の宝塚OGがたくさん出られている舞台に組子の皆さまと観劇にいらしているのにたまたま遭遇して、生であの足の長さとスタイルと白さを目にしてしまった日・・・
あー、あの時はコンマ何秒かで「足がっ・・・長いっ・・・これは長いってもんじゃないぞ・・・!おそるべきスタイル!とそれを活かしたファッションセンス!
さすが鳳月杏!おれたちにできない事を平然とやってのけるッ!そこにシビれる!あこがれるゥ!
頭の先から指の先まで美しい・・・!あと声がいい・・・!クールかと思ってたら・・・ちょっとまって・・・帰り道で下級生とじゃれてるゥ・・・(プツッ・・・尊さメーターが振り切れる音)」
なんて一気に思いが噴出しまって、脳内ヒートアップしながら、冷静になろうとしたので、その後どうやって帰ったかはよく覚えていません。真顔
その時に、アッ私ちなつさんのことこんなに好きだったんだ・・・って気づいた次第です(単純。あと気持ちに気づくのが遅い。)
そこから月組の舞台も観に行って、オペラグラスなしで群舞でちなつさんぽいな・・・と思ってオペラグラスあげたらちなつさんだったとかで、軽率に勝手に「これは好きだからわかるんだ♥」状態になり(誰しも1度は経験するアレですねアレ)、ちなつさんの素敵なところがどんどん増えていって・・・
で、みんな大好き『月雲の皇子』の穴穂皇子で火がつき、今に至るという訳です。真顔
ちなつさんの部長本当にヒゲが素敵だったなあとか、
ジャッキーちゃんは本当にハリウッド女優と見まごうオーラと可愛さで、キキちゃんジェラルドから愛されて愛されて、どんどん綺麗になるし、リフトは軽々持ち上げられるし、足も軽やかで、羽が生えてないかと肩甲骨あたり結構チェックしてたなあとか、
アーネストインラブの時は、どっちもみたくて、初めてむちゃして中日駆け付けたら、どっちのお役もよくて、この時間に感謝と初めて舞台観て思ったなああとか、
どの役でもその役で生きているちなつさんが好き・・・
あと、ダンスの時のターンは天下一品、ヒゲ・包容力がしゅごい・・・
でも、オフはホワホワで思わず守ってあげたくなるって何事!?!?!?!?
はいっ!皆さまご唱和ください!『ちなつさん沼は深くて尊い』!
ここまで長々と極めて個人的な(どうでもいい)話にお付き合いいただきありがとうございます(合掌)
ちょっと心配なこと
鳳月さんは非常に周りを見て自分に求められている役割がなんであるか察して演じてしまうことがとても上手なのだろうな~と思いますし、FOCUS ONでも多くの諸先輩方や演出家の先生方からコメントにもありました。
それがお芝居では本当に必要な力であることは言うまでもなく、だからちなつさんの役には、どのお役も舞台で見えている以上の背景をなんだか感じずにはいられないのです!!(鼻息荒く)
なので、月組の現状を見て、今までの花組の路線から少し落ち着いて、サポートに徹するという役割のほうが今の月組にはいいだろうと、一歩引いたりしてしまったら非常にもったいないし、月組にとっても大きな損失だな~と思ったりしますので、そこは、ね、月P!何とぞ!よろしくお願いしますね!(立ち位置迷子野郎)
なーんて書いてたら、なんと!梅芸のON THE TOWNでちなつさんがカザマユノ氏が私好みの色黒美男子として爆㟨して、ハートをギュンとつかまれたオジーとしてやられるというではないですか!!!!
おいいいいい!!!!観たい・・・・なにそれ・・・・どういうこと・・・・
でも、風間くんのオジーがすごく素敵だったから、どんなふうになるか分からないし、風間君の吐息交じりのアッアーイがもう聞けないの寂しいけど、えっ、ちなつさんがオジー?最高かよ~~~~と踊り出したい気分です。
たまきさん、さてはちなつさんと一分一秒でも一緒にいたい算段だな・・・?(違います)
ちなつさんのコンデュルメル夫人は、飼われたいというか怒られたいし、イスで寝てるところを従者ズと一緒にベッドまで運んであげたいし、時々褒められたらもうそれで・・・と思わせる魅力・・・
れいコンデュルメルのちょっと悪役に寄せようと無理してるガッハッハッハッハみたいな笑い方も悪役をやらせたら天下一品の夫人に袖で指導されて欲しいみがありますね。
「今日のはもっといけたはず」とかね。。ちがうか。。
はいっ!皆さまご唱和ください!『ちなつさん沼は深くて尊い』!
ごめんなさいね・・・(◜◡◝)本日のテーマなもので・・・(◜◡◝)
そんな夫人からの脳みそ筋肉マンの直感で生きてるオジーを演じられると期待されているちなつさん・・・・!きっと素敵なものを見せてくださるのだろうなと思わずにはいられません。
花組への特出・ご自身のディナーショー・月組一本もののお稽古等々あげればキリがないですが、本当にお身体ご自愛ください!!!
一緒の時代に生きれてただただ幸せなんです私!!!!!!(今日も愛が重い)
花組宝塚大劇場千穐楽・・・!!ゆきちゃん祝大劇場卒業
ご無沙汰しております・・・!
3月の波に飲まれてサイトーです。
本日はそんな3月なのに仕事を休みました。なんでかって??愚問なり!!!!
仙台が生みし奇跡!の娘役ゆきちゃんの大劇場千穐楽だから!!!
ついでに、大好きなちなつさんの花組男役としての大劇場千穐楽だから!!!!
あとベー様とじゅりあ様をお見送りしたくて(あと有給が3月で消えるので。真顔)
すごく雨だったのですが、ゆき姫の入りのタイミングでは傘がいらなくて、その中を白いワンピースのゆきちゃんが歩いてくるではないですか・・・泣いた・・・尊くて泣いた・・・
Twitterでもう皆さんご存知かもしれないのですが、ゆきちゃんのサヨナラショー
最&高!!!!
幕が開いたら・・・まさかの花娘×ダルマ衣装×羽のシルエット・・・・!!!
・・・・ツ!!!!!これはもしかしたらもしかしますか・・・!!!!!(サイトー心の声)
そしていきなり
バーーーーーーーーン エイトシャルマン
例のイントロにボルテージはいきなり最高潮へ★==
ゆきちゃんが振り向いた瞬間に目に涙をいっぱい溜めて泣き笑いみたいな表情だったのに、「夜どおしのむぞーッ」のところで振り切って役者の顔になったのがゾクっとしました。
最後の最後まで、自分が祝福される場というより、みんなを楽しませる場!という意識をもってるんだな、、という徹底したプロ意識に恐れおののいた次第です。
サイトー何が好きって、エイトシャルマンの時の花娘のオラオラが大好き♥
それをいきなり持ってきてくれるゆきちゃん・・・。
サンテ、本当に楽しかったですね!っていう表情で客席を見回してアーーーーーイッって煽ってくれるゆきちゃん!
涙が止まらないよおおおおおお
最高かよおおおおおおおおおお
露出度は高い衣装な訳なのですが、花娘は決して媚びない! そんなところにとてもしびれます。
タカラヅカスペシャル2018でも披露いただいたエイトシャルマンですが、スペシャルなのは人数は倍!!衣装は当時のあのままであること!!タカスペの時、ヅカオタあるあるかつお得意の「脳内補正システム」でダルマの衣装が自然と見えてくる迫力だったのですが、今回はそんなことしなくても・・・うっ・・・あのシャルマンズが目の前にいる・・・みんな羽根しょってる・・・ってなって泣きました (愛が重めでお送りしております)
ゆきちゃんから発せられる一瞬、一瞬がたまらなく愛おしくなってきます。
~~~花組宝塚大劇場CASANOVA千秋楽 仙名彩世サヨナラショー~~~
●Santé!!エイトシャルマン(文句なし最&高で泣く)
●ジラされて熱帯(ちなつさんソロ、まさかここでという感じでびっくりして、また、トップ娘役のサヨナラショーにソロがあるくらい愛されてるということに泣く)
●For the People(ゆきじゅりべー尊さがはんぱなくて泣く)
●ポーの一族シーラの曲ゆきちゃん同期と(同期に囲まれて幸せそうなゆきちゃんとびっく先輩・しー様・りりか様・ふじもんの祝福した目線に泣く)
●Santé!!デュエダン(明日海さんとのちょっとツンデレなデュエットダンスで、ゆきちゃんから片時も愛しい目線を離さない明日海さんと高い技術のゆきちゃんの娘役芸に彩られたダンスが美しくて泣く)
●Beautiful Garden退団者(みんな~~退団しないで~~~~って泣く)
●MESSIAH主題歌全員(ゆきちゃんピンクのフワフワッのオフショルドレス羽モチーフ♥歌詞が良くて、ドレスで降りてくるゆきちゃんを手を取って迎える明日海さんがリアル旦那様でカッコよくて、泣く)
●Santé!!全員(フワッフワのドレスなのに、ガシガシみんなに笑顔で絡みに行くゆきちゃんと組子が本当に楽しそうで、幸せそうで、泣く)
花組舞空瞳さん 組替えニュース
つつつついに・・・
思ってはいたけれど、
ひっとんが花組の東京宝塚劇場公演の千穐楽の翌日付で組替えですって・・・
つまりは・・・こっちゃんのお嫁さんパターン疑惑がより強まることに。。
ちぎみゆパターンなのか、もう少し研鑽を積ませるのか・・・
こっちゃんは、本当に一人でも輝ける(なんなら娘役も超ハイパーキュート♥)ので、その隣にハイパー娘役力を備えたひっとんがいるかもという並びは本当に楽しみなのですが、早くない・・・?とも思ったりなど・・・。。
あと、身長のバランス合うのかな、とか、外野がいらぬ心配をするのが通りますよっと
とにかく、今重要なのは、本公演・新人公演でコンデュルメル夫人をやるお二方が今の花組公演で、花組から旅立ってしまうということ!!!!
お互いにとって花組最後のお役が濃い~~~~キャラですが、よきものになりますように・・・♥
(お稽古場でちなつさんにアドバイスもらいに行くかもしれないひっとんとちなつさんの並びに想像でハスハスしております。。)
バレンタインデーを各組で(※妄想)
\yo! yo!/
オレ繁忙期!半分本気!たぶん3月も繁忙期!東南アジアはモロ乾季!風邪予防には空気清浄器!有給消化もしなくちゃいけないし?旅行いくならヘルシンキ!Yo アガってるぜ オレのバイブス! Yo 待っているぜ 君のアドバイス!
突然の謎ラップバトルから始まりました深夜のテンションでお届け★サイトーです。
仕事が佳境を迎えております。限界を超えると脳みそがラップを刻み始めるのどうにかしたい。
って・・・ふざけんじゃねええ!!
ジャマだ!どけ!!誰も俺をとめーられないーーーーーー
BADDY様が日々脳内に降臨される日々です。どけーーってしたい衝動にかられます。
そういえば今日はバレンタインデーなんですよね。なんだか頭をからっぽにしたくて、バレンタイン勝手に企画♥大好きなあの人こんなシチュエーションでチョコ!(くだらない妄想なのでそういうのNGの方はくるっとリターンください!)
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花組コンビ
ゆきちゃんは完璧な包装につつまれた手作りチョコ(おこげ様の似顔絵付き≦´Å`≧)をみりおさんににっこりお手渡して、みりおちゃんが目を輝かせて「いいの~~?わ~~~おこげちゃんがいる~~~かわいいね~~(*´ω`*)大事にいただくね~~」とそっと鞄にしまう・・・けど既に鞄には入りきらないチョコの山・・・
の山とは別に大切そうにそっとしまう。ほほえむゆきちゃん・・・で、気遣いの神明日海さんからもお疲れ様のチョコが出てきそう・・・ふたりでもぐもぐするみりゆきが見たい~~
月組コンビ
さくさくとたまさまのういういしいコンビは、さくさくが絶対に今まで作ってこなかっただろうのに、ちょっとやけどしつつやや崩れ気味のトリュフチョコなどを頑張ってつくって、真っ赤になりながら珠様にお稽古場居残り練習の後に「コレ・・・よかったら・・・食べて・・・ください・・・」とか言ったら
たまさまもおおっ!ってしてくれて、開けてみて「・・・ジャンクフードじゃない~!チョコ作れたんだ!!!ありがとーーー!うん!おいしい!さくらがんばったね、うれしいなー(なで)」ってしてくれているかもしれない。突然のそこだけ青春まっさかりで熱い熱い!
珠様は心の旦那さまなので、振り向きながらネクタイほどきつつ「ん?」って聞いてほしいみが強い(日本物なのでネクタイはでてきません)
雪組コンビ
きぃちゃんが、のぞみさんに突撃!「のぞみさんっ」「なに~(*' `*)」「バババ、バレンタインですね!チョコは歌う時にはあまりよくないと聞くので、チョコではなく、オレンジゼリーにしました(緊張)」「え~~これ手作り??すごーーーい(パチパチパチ)ありがとうー(*´∨`*)」
ひたすらにあやちゃんモードなのぞみさんと改まってこんなこと緊張してるのきぃちゃんを、雪組子がただただニヤニヤしながら遠巻きに眺めて、なんなら咲ちゃんとかがほら行ってきなよと背中を押してあげる図はどこにいったら見れます??
星組コンビ
押しも押されぬラブラブコンビ♥たぶん旦那様から「なーなーなー、あーちゃん今日なんの日か知ってる~~??」ってごりごりアピールして、あーちゃんがにっこり対応で「知ってますよ~(´﹀`)バレンタインデーです♥はいこれ♥」ってしたら「ええええありがとう~!嬉しいわ~~!みて~~~」って組子全員に自慢しまくるトップ様☆
もしくは、自分でもらいに行ってるのに結構素で照れて、少し経ってから、お返しなにがいいかなってスマートに聞こうとしているプリンスに、一緒にいられたらうれしいとか言って更にガチ照れさせてしまうプリンセス
姫のやわらかなお手手の中で、そうと分かっていながら楽しそうにコロコロされる王子様をただただ見ていたいコンビ♥
宙組コンビ
たぶん真風さんは現実見てるジェンヌの筆頭なのでおうちでご飯作ってる。たぶんお鍋
まどかちんは高級メゾンのチョコ(2段重ね)とかを買って、きゅるんとスマートに渡して、これ美味しいとこのだ~~ってゆりかちんとなった真風さんに目じりを下げながらとっても喜ばれて、内心「よっしゃっ(グッ)」ってガッツポーズしてほしい。
まどかちんが可愛い顔で漢らしくガッツポーズするのがただただ見たいだけの奴
バレンタインあんまり関係ない奴
まかまどコンビは、舞台上とおりたあとでどちらにもギャップがありそうなところがとても好きです。意外とまどかちんのほうが強かったりするかもしれないところがまたとてもよい。。
♥番外編:ちなつさん
たぶんちなつさんは今頃抱えきれないほどのチョコをもらっているはず・・・いや、コンデュルメル夫人だから夫役のれいちゃんにチョコあげるのかな、、カエルチョコとかやけにカラフルなチョコをにやっとしながらお渡ししたりとか?
ちゃんと忠実なしもべたちにもチョコあげて、もらって、キャッキャうふふしてるちなつさんはどのえと文で見れますか・・・??(真顔)
あの長い美しい黒い御髪のカツラ脱いで、けだるげなイケメンに戻っている時にすかさず渡しにいきたい。みんなチョコをあげることで、ちなつさんの笑顔が見たいんだけども、お互いを牽制し合ってなかなか二人きりになれなくてやきもきする、という花組子がみたい~~~~
キキちゃんからは組を超えて、美味しい高級イチゴが届き、珠城さんからも組を超えて本命チョコが届き、みりおちゃんもこれあげる~って来るので、みんな「あ・・・これは勝てないやつだ・・・(察し)」ってなるけど、本人は無自覚という過程もあればお金払いますので、スカステさんで放送お願いします!!!!
ふう、ただただ己の見たい絵だけを垂れ流すのはひたすらに楽しいけれど、これ自分だけが楽しいだけでは・・・ジャマでは・・・
失礼いたしました。。年に一度のバレンタインだから・・・(言い訳にするな)
では~~
雪組『ファントム』ライブビューイングあれこれ感想
すっかりインフルにやられておりました・・・サイトーです。。
ちゃんと予防接種打ったのにな・・・なってしまうと「己がっ・・・」って猛省しますよね。
そんな中で回復したしょっぱな観劇が雪組さんのライビュだったのですが、すっかり疲れ吹き飛び、耳から元気をもらいました!ありがとう!いーい薬です!(『ZUCCA×ZUCA』より)
はるな檸檬さんの名著の中では、風邪の引き初めには栄養ドリンクと贔屓の写真みてDVD見れば大体治るって書いてありましたので、実践したら、美の暴力でめまいがしてきまして、あえなくノックダウンしたのは内緒の話♥(自己管理不足♥)
もう書かれつくした望海さんと真彩さんのすばらしき『ファントム』の千穐楽をライブビューイングできたので(涙)備忘録として残しておくべく(ほら、後々ね、万が一、子供が生まれたりしたときに、「まだ現役だった時に見た『ファントム』が最高、見られて本当によかったわ~」って、ヅカ先輩風をびゅんびゅんに吹かすために、覚えておかないといけないのでですね・・・!予定はない!でも先輩風吹かしたい!キリッ)
何と書いても言いすぎることはないけれど、なんと言えばいいのでしょうか、この感動を、どんな言葉にしても、したところで全てを言い表せられないし、陳腐な言葉の羅列をするのに何の意味があるんだろうと思いますが、歌声ってこんなに溶けてわたあめみたいに消えていくんだ・・・(鳥肌)と。。。
ひたすらな感謝とプロ意識に感服と・・・あとは
Don’t think FEEEEEEEEEEL!て感じ★(うん、ブルーレイ買おう)
★全てにおいて納得のクリスティーヌ
今までクリスティーヌがなんでそういう行動になるのか腹落ちせずしっくりこなかった場面が少しだけあって、クリスティーヌよくわからぬ・・・となってしまったのですが(今思ってみれば自分の読解不足)
きぃちゃんのクリスティーヌは、必死に仮面を外したエリックを最初笑顔で受け止めようとしていて、でも純粋にビックリしているのも分かって、その傷にびっくりしただけじゃなくて傷の背景のエリックの悲しみとかまで感じてしまって受け止めきれなくて、自分に負けた、という流れで感情が出ていくのが表情からなんだかつたわってきて、心の動きに涙が止まりませんでした。
あと、純粋に歌がうめえええええええええええ
でもまったく嫌味も雑味もないいいいいいいいいいいいいいい
歌の技術的なこととかはサイトーは門外漢で本当に分からないのですが、ただただすごいものを今己は目の当たりにしているのだ、ということがビリビリ伝わってきました。
みなさん大好きの『宝塚GRAPH』のまっすく画伯の漫画の受験のときのきぃちゃん(レオタードひっつめ姿で紙芝居をしながらこぶしをつけて歌い上げる真彩嬢)が脳裏をよぎりまして、純粋に歌が大好きで宝塚が大好きな女の子がこんなに大きな舞台で魅せる日がきたよ、と思うだけでお母さん泣けてきました・・・
私なら目覚めて真っ白いフリフリドレス着せられてる状態だったら、「あ・・・(察し)これはヤバイ奴だ・・・」ってなって逃げると思いますが、エリックの目をみて大丈夫と信じたクリスティーヌあっぱれ・・・!!(ちがうか)
聖母のよう・・・という感想を見ていましたが、それ以外にない!まさしく聖母でした。
★望海ファントムの愛と孤独
今だかつてこんなに庇護欲をそそられるトップ様がおりましたでしょうか、いいやいない(断言)
珠城さんは国民の旦那様ですが(笑)望海さんは国民の息子なのでは、、
ずっとやりたかったとおっしゃられていた想いの強さ通り、本当にエリックの心に寄り添って彼のおかれた環境と境遇を深く演出の中村先生と掘り下げていかれたんだな、と分かる本当に凄味のあるエリックでした。
再演モノは演じる方にはプレッシャーでありライバルでありかと思いますが、観客にとっては前回との違いに胸がときめくものでもあります。。
蘭寿さんのエリックのときにはそんなに庇護欲まで感じなかったので、望海さんファントムにはより愛されていたときの記憶を必死で手繰り寄せるような必死さと儚さがあって、育ちきれなかった(育ててくれる人がいなかった)少年がもつ無邪気な傲慢さとか世間知らずな感じとか、その割に衣装の色味が最高なところとか(そこに従者ズとの関係性について妄想の余地があってさらに無限に素敵・・・)
上げたらキリがないけれど、
ロイドウェーバーのオペラ座の怪人は確か、産み落とされてから誰にも愛されなくて・・・というアプローチでしたが、エリックは母に本当にたっぷり愛されてきたという過去があって、そこが最後のシーンに違いを持たせているのかなとも思ったりしました。
人から一度でも深く愛されたことがある人はやはり人を純粋に愛することができるんだなと。
そこの違いが『ファントム』のほうが何故か救いがあって好きだな・・・とおもえる箇所かなと常々思ったりなど・・・。
★彩風キャリエールの弱さと強さ
まぁ全ての元凶そのもの!で、おじさまで、トップ様のお父様を演じなくてはならない2番手さんは大変だなと思いつつ、さきちゃんは結構声に無理してる感が漂う時があるので(ビジュアルはいつも最高点たたき出してくる)だいじょうぶかしら~なんて思ってたのですが、
問題御無用!でした! 足なっが!とついつい持ち合わせたスタイルのよさに目が行きがちなのですが、重心が下がって、立ち姿も素敵。。押しに弱くて、でも純粋で、さきちゃんのトレードマークの八重歯は封印してのキャリエールをよい按配で演じてらっしゃって、さすがだなの一言でした。
銀橋の場面では、本当に銀橋に来る前から嗚咽が・・・2幕はずっと泣いてました。
キャリエールは、自分の弱さを見つめ続けて、エリックの成長にもおそらく目を背け続けて、その代り地下の領地を与えて、ずっと自分が父親って言えない、自分が可愛いただの甘い大人なんですけどね・・・!
多分、エリックが嬉しそうに言う「ぼくの・・・領地をね・・・」はキャリエールパパが、ずっと泣いてるエリックをみて、頑張って飾り付けて、「ほら、泣くのはやめて、こっちにおいで。ここにあるもの全て君の領地なんだよ・・・」って引っ張り出したところから来ていると思うの(突然の妄想)
パパの受け売りなのよ・・・だからあんなに得意げなの・・・(自分の妄想で泣く女C)
だから、階段のところでの迷いは痛いほどで、弱い自分が父親と認められたことで自分を力づけて、エリックの願いを叶えるところも切なく・・・
『ファントム』はただの恋や歌が上手い天使の話ではなくて、家族の物語なんだ、と腑に落ちたのはやはりこのキャリエールの存在がとても大きかったです。
望海さんのキャリエールが咲ちゃんでよかった・・・・
★役替わりショレ様とフィリップ伯爵
それぞれ違う色のイケおじと王子様をタダタダイケメンが演じるというこの贅沢っ!!!凪様のフィリップは、オペラ座のパトロンとして完璧で、いろんな女の子を既にオペラ座に連れてきちゃっているというのも全く嫌みがなく、でもクリスティーヌは特別、そしてその感情が恋だと気づく過程が最&高でした。
凪様は、『伯爵令嬢』のリシャールの時もそうだったけど、あ・・・恋に落ちてる・・・という表情がとっても素敵でシャンパンでできた貴族の血が流れていました。ええ、見えました。ビバ92期
あーさのショレ様は、カルロッタ大好きで、さきちゃんに突っかかるシーンも身長差から、より一層ショレ様の小物感を引き立てていて、正統派のザ・イケメンではないあーさがとても新鮮でした(とても褒めています)!
フィナーレの時のおひげなし・オールバックのあーさがまたこれがイケメンで、一瞬あれ!?こんなイケメン本編いました!?私見逃すはずないんですけど!!って焦ったら、安定の朝美絢様だったという。。
★あとあといろいろ・・・
高速スピンの時の縣千くん・・・!色気がすごかった・・・。。さいごに同期で退団してしまう優美せりな嬢にバラのお花渡しする縣千・・・真紅のバラ×縣千って・・・その画を画面いっぱいに見れただけでも追加課金しなくて大丈夫かな。。と心配になってオサイフ握りました(ほんと)なんなら「ヒッ」って声出て隣の人にびっくりされました。
いやーーーーーー最&高
雪組さんは生え抜きの御曹司・ルーキーが今充実していると思うので、球団でいったら北海道ハムファイターズ的なね、(別にたとえが上手くない。ドヤ顔やめれ)どうぞ大事に育ててくださいませ・・・というよく分からない立場からモノ申しまして申し訳ございません!!
はああ、まだまだ書き足りませんが、ここまで書いて終わってしまったことにようやく踏ん切りがついた感じです。(自己満足★)
なんでロングランないんだろう・・・・してほしいな、と思いつつ、役者の負担が大きいからですよね。劇団四季とかのキャッツは毎日同じキャストじゃないしね。。分かっているけど、言っちゃうロングラン・・・・。。
あと、この記事を書いている途中にファントム実況中継CDが売り切れと聞きました。まじか・・・。販売初日に売り切れるって初めて聞いた。そんなことがあるのですね。。再入荷を待ちます!
皆さま心の中でロングラン始まっているんだな~~と少しほっこりした瞬間でした。
本当にお疲れ様でした。ゆっくり休めますように。本当にありがとうございました!
月組『アンナ・カレーニナ』ライビュ感想
日曜日は節分でしたね!ということは立春!春だ~~!サイトーです!
月末月初の忙しさにかまけて、すっかりライビュの感想書くのを忘れてました・・・。。こういうのは思った時の瞬発力が命なのですが、、。寝かせてみていろいろ見えてきたものもある(のか・・・?)ところを備忘録代わりに書いてみます!
(備忘録なので、何番煎じだよ!みたいなまぁ至極ありきたりな感想にはなっております(てへ))
美のボディブロー
映画館の画面割れないかな・・・って途中で心配になるくらい完成された緻密な美の世界がそこにはありました。美弥さんのヴィロンスキーと海ちゃんのアンナのワンシーンワンシーンでも十分なのに、アンナさんの旦那さん月城さん(ひげ付きイケおじ爆誕)なの・・・!?という美×美×美で目が回り、頭がパーンってなっちゃったので、あの世界線をもう一度・・・。。
正直、美しい・・・っていうのはある種血の通っていない美しさみたいなところも要素としてある気がするので、舞台人において美しすぎるのは表現の幅を狭めてしまうような難しい反面もあるのかな~と思うこともあったのですが、
メインキャストのお三方は、本当に心が動いているのが表情や目線、セリフの端々からにじみ出ていて、そこにさらに感動させられてしまうというのが素晴らしいな・・・と。。
美しかったが悪いか・・・悪くないっ!!!ってなるやつですね(他作品やないかーい)
原作とか映画においては、アンナの奔放で我慢が効かないところとか「なんでやねん!!!ちょっと我慢すればよかじゃないですか!!!」(誰)ってなることのほうが多くて、正直好きではないあまり感情移入できないキャラであるのですが、
美弥ちゃんの妖しい美しさ情熱的に求められる姿を目の前にしてしまったらしょうがないですよね(完敗&乾杯♪)という本当に説得力の塊の美弥さんで、ねじ伏せられました(至福)
月城さんのお堅い役人カレーニンもアンナを決してないがしろにしていたわけでもないのですが、愛に不器用すぎたのか・・・カレーニンも仕事忙しかったろうし、しょうがないよね・・・(誰)って思わず思ってしまうようなカレーニンでした。
月城さんも報われないお役のときの眉間のしわがたまらないので、生まれ変わったら眉間にしわが寄っていたらクセになってしまいますよ・・・と伸ばしてあげる生まれた時からいる馴染みのお手伝いさんになりたい。。(誰)
日記のシーンが切ない・・・
あの時ああしていればと思うし、誰が悪いわけでもないからこそ切ない・・・
危ういところを持つアンナが海ちゃんにはぴったりで、破滅に向かう女性をやらせたらピカイチ・・・海乃さん幸薄が似合うこと似合うこと・・・(ウットリ)
ただ・・・アンナのあのパッツン前髪は秘めた少女性とかを表現したかったのかもしれないのですが、幸薄を強調しすぎたのか、若干あざとくも見えてしまって・・・(私歪んでるのかな)時代背景とはあんまり合っていない気もして・・・海ちゃんはなんでも似合うので、眼福なのですが、もっと似合う髪型もあるし、ほんとにそれでいいん?先生?ってなっちゃいました(重ねてごめんなさい。。)
なので、なんか髪型と相まってなのか、タイトルロールとしてのアンナは、もともとの匂い立つ大輪の薔薇のような存在感のアンナのイメージでいたのですが、ちょっとその点薄く感じてしまいました。映画とか原作の雰囲気に私自身が引っ張られすぎちゃったかな・・・
あと後半はもっともっと狂気でもよかったのかな・・・とか色々思ってしまいましたが、宝塚においてあんまり強すぎるのも反感を買うからそういう演出なんだなと時間を置いてみたら納得し始めています(笑)
コスチャはええ男で、ずんと重い中で清涼感あるカップルで、背丈があってさらにええ男ぶりが増していて、画面に映るたびに「あぁっもう少しだけ・・・」となっておりました(重い)
待って、これ過去最高にとりとめがない・・・!!(ハッ)途中で気づけ自分
景子先生は色彩とかにとてもこだわりがある先生なので、ドレスと伯爵の衣装はハッとするほど美しくて、黒いドレスをあんなに艶やかに着こなす海ちゃん・美弥ちゃんの白い軍服を見せてくださって本当にありがとうございますと観劇後はバウホールのほうを向いて最敬礼する気持ちになりました。
ま、
つまりは、バウじゃたりないーーーーよーーーーばーーーーかーーーー!!!
ということが言いたかったわけであります。(スッキリ★)
映画館で、私なんでこの1回しか見れないんだろう、って何度自問自答したことか・・・(自業自得)
他の方の素晴らしい感想を追いながら、自分のメモリーを補完している日々です!感謝!言語化すばらしい方々感謝!
では~~